コモディティインデックス(DBC)の魅力!複数商品に分散投資する際の構成比

「株や債券だけで運用していて、本当に大丈夫かな?」と不安になることはありませんか。

物価がどんどん上がっていくインフレの時期には、現金や株の価値が相対的に下がってしまうことがあります。

そんな時に、私たちの資産を守る盾になってくれるのが「コモディティ(商品)」への投資です。

この記事では、世界中のプロも注目するETF「DBC」の具体的な中身や、賢い持ち方についてお話しします。

石油や金、トウモロコシなど、目に見える「モノ」に投資する仕組みを知ることで、あなたの資産運用はもっと力強くなります。

難しい専門用語抜きで、今日から使える知識を一緒に整理していきましょう。

目次

コモディティインデックス(DBC)の魅力とは?複数商品に分散投資するメリット

株や債券以外の「第3の資産」として注目されるのがコモディティです。

DBCは、1つの銘柄を買うだけで、エネルギーや金属、農産物など世界中の商品にまとめて投資できる仕組みを持っています。

特定の「モノ」だけに偏らず、幅広く分散することでリスクを抑えながらインフレに備えられるのが大きな魅力です。

インフレで物価が上がる時に資産を守ってくれる力

コモディティは、モノの値段そのものです。

世の中の物価が上がると、その材料である原油や小麦の価格も一緒に上がります。

そのため、インフレでお金の価値が目減りする局面で、コモディティの価格上昇が資産全体のマイナスをカバーしてくれます。

逆に株や債券は、インフレが進むと企業のコストが増えたり金利が上がったりして、価格が下がりやすい傾向があります。物価高の波を敵にするのではなく、味方に変えてくれるのがコモディティ投資の頼もしいところです。

株や債券とは違う動きをするため分散効果が高い

投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉がありますが、これはコモディティにも当てはまります。

コモディティは、株や債券が暴落している時でも、全く別の理由(天候や地政学的なトラブルなど)で価格が動きます。

この「動きのズレ」が、ポートフォリオ全体のクッションになります。

例えば、株が不調な時でも、エネルギー不足で原油が上がれば、DBCの価格が支えとなって資産の目減りを防いでくれます。

異なる性質の資産を組み合わせることで、運用の波を穏やかにすることができるのです。

現物を持たずにプロの先物管理に任せられる手軽さ

個人で「原油」や「トウモロコシ」を直接買うのは、保管場所や腐敗の問題があって現実的ではありません。

DBCは「先物取引」という手法を使って、これらの商品を間接的に管理してくれます。

私たちは証券口座からボタン一つで、巨大なタンクや倉庫を持たずに商品市場へ参加できます。

複雑な先物の期限の乗り換え(ロールオーバー)も、ETFの中でプロが自動で行ってくれます。面倒な手続きをすべて任せて、市場の成長だけをおいしく受け取れるのがDBCの使い勝手の良さです。

コモディティインデックス(DBC)の構成比はどうなっている?

DBCが投資しているのは、全部で14種類の主要なコモディティです。

それぞれがバラバラの割合で入っているのではなく、世界の経済活動にどれくらい重要かに合わせてバランスよく配合されています。

どのような比率でお金が配分されているのか、その中身を覗いてみましょう。

全体の半分以上を占めるエネルギー分野の圧倒的な存在感

DBCの構成比で最も大きなウエイトを占めているのが「エネルギー」です。

WTI原油やブレント原油、ガソリン、灯油、天然ガスなどを合わせると、全体の約50%を超えます。

私たちの生活や工場の稼働に欠かせないエネルギーは、コモディティ市場の主役と言えます。

エネルギー価格が動くとDBC全体の価格も大きく揺れますが、それだけ世界経済の体温をダイレクトに反映している証拠でもあります。「エネルギーへの投資」がDBCの心臓部であることを覚えておきましょう。

世界の食を支えるトウモロコシや大豆など農産物の割合

次に大きな割合を占めるのが、トウモロコシや大豆、小麦、砂糖といった「農産物」セクターです。

これらは全体の約20%強を占めており、世界的な人口増加や異常気象による供給不足が価格を押し上げる要因になります。

エネルギーとは全く違うサイクルで動くため、バランス調整の役割を担っています。

私たちが毎日口にする食べ物の原料に投資することで、食料価格の高騰というリスクに対しても守りを固めることができます。

農業セクターは、景気に左右されにくい「しぶとい強さ」をポートフォリオに与えてくれます。

産業の基盤となるメタルや金・銀が果たすバランス役

残りの部分は、アルミニウムや銅、亜鉛といった「産業用メタル」と、金や銀といった「貴金属」で構成されています。

産業用メタルは約10%強、貴金属は約10%弱の比率です。

銅などは「ドクター・カッパー」と呼ばれるほど景気の動向を敏感に察知して動く特徴があります。

一方で、金や銀は「安全資産」としての側面が強く、世界が不安定な時に輝きを増します。産業のエンジンとなる金属と、守りの金が組み合わさることで、多角的な分散が完成しています。

DBCをポートフォリオに入れる際の具体的な構成比の考え方

DBCが魅力的な資産だからといって、全財産をつぎ込むのはおすすめしません。

あくまで「メインの株や債券を引き立てるスパイス」として考えるのが、大人の資産運用です。

自分の資産全体の中で、どれくらいの割合で持つのが適切なのかを考えてみましょう。

資産全体の5%から10%を基準にする理由

多くの専門家が推奨するのは、資産全体の5%から10%程度をコモディティに割り当てる配分です。

この程度の割合であれば、コモディティ特有の激しい値動きに振り回されることなく、分散の効果だけを上手く取り出せます。

100万円の投資資金なら、5万円から10万円分をDBCに回すイメージです。

これ以上増やしすぎると、今度は株が上がっている時にコモディティが足を引っ張る場面で、ストレスを感じやすくなります。「ちょっと少なめ」に持っておくことが、長期投資を成功させる秘訣です。

他の資産との相関性を意識してリスクを薄める配分

DBCを持つ目的は、株や債券のマイナスを相殺することにあります。

もし、すでに金(ゴールド)の現物や、石油関連の個別株をたくさん持っているなら、DBCの割合はもっと低くても構いません。

自分の持っている資産が「何と同じ理由で動くか」を考えることが大切です。

逆に、インデックス投資で「オルカン(全世界株式)」などしか持っていない人にとっては、DBCは非常に良いアクセントになります。

似たような動きをするものばかりを集めず、バラバラの個性を組み合わせる意識を持ちましょう。

景気の波に合わせてコモディティの割合を調整するコツ

一度決めた比率をずっと守るのもいいですが、世の中の空気に合わせて少し調整するのも一つの手です。

インフレの兆しが強いと感じる時期には10%に近づけ、景気が冷え込んでデフレの心配がある時期には5%に下げる、といった具合です。

ただし、頻繁に変えすぎると手数料で損をしてしまいます。

基本的には年に1回程度、増えすぎた分を売ったり、減りすぎた分を買い足したりする「リバランス」で十分です。「いつも5%から10%の間に収める」というゆるいルールで運用するのが、精神的にも楽です。

DBCが連動する指数の仕組みと賢い運用方法

DBCはただ商品を買っているだけでなく、収益を最大化するための工夫が凝らされた指数に連動しています。

「オプティマム・イールド(最適な利回り)」と呼ばれるその仕組みが、他のコモディティ商品との決定的な差を生んでいます。

少しだけ踏み込んで、その賢い中身を紐解いてみましょう。

先物の乗り換えコストを抑える独自の指数ルール

先物取引には「期限」があり、投資を続けるには古い先物を売って新しい先物を買い直す必要があります。

この時、新しい先物のほうが高いと「乗り換えによる損失(コンタンゴ)」が発生し、資産がジリジリ減ってしまいます。

DBCが採用している指数は、この乗り換えコストが最も小さくなる期限の先物を自動で選んでくれます。

この工夫のおかげで、単に現物価格を追いかけるだけの商品よりも、長期的な成績が安定しやすくなります。目に見えないコストを最小限に抑えるプロの知恵が、DBCには詰まっています。

現物価格とズレが生じる先物市場ならではの特性

注意しておきたいのは、DBCの価格は「今の原油の店頭価格」と完全に一致するわけではない点です。

あくまで「将来の価格を予想する先物」を扱っているため、一時的に現物価格と動きがズレることがあります。

これを「期待外れだ」と思わず、先物運用の特徴として受け入れる心の余裕が必要です。

数日単位の小さな動きを追うのではなく、数年単位で「物価のトレンド」に乗るために使うのが正解です。

現物価格との多少の差は、長期運用の中では大きな問題にはなりません。

長期保有で効いてくる「ロール収益」の正体

逆に、新しい先物のほうが安い場合、乗り換えるたびにお金が手に入る「ロール収益(バックワーデーション)」が発生します。

エネルギー需要が逼迫している時期などには、この収益がDBCの成績を大きく押し上げてくれます。

これは預金の利息のようなもので、持っているだけでプラスが積み重なるボーナス期間です。

この収益を味方につけられるかどうかが、コモディティETFを選ぶ際の分かれ道になります。DBCは、この収益を賢く狙いに行く設計になっているため、長期保有に向いているのです。

エネルギー価格の動きがDBCの成績を大きく左右する理由

DBCを運用する上で、エネルギー市場の動向を無視することはできません。

構成比の約半分がエネルギーである以上、DBCの成績は「石油やガスの値段」に強く支配されているからです。

なぜこれほどまでにエネルギーが重要なのか、その理由を見ていきましょう。

WTI原油やガソリンが占める巨大なウエイト

DBCの中身で最も発言力が強いのは、WTI原油とブレント原油です。

これにガソリンや灯油などの燃料を加えると、DBCの動きの半分以上が決まってしまいます。

つまり、世界中で車が走り、飛行機が飛び、暖房が使われる限り、DBCの価値は維持されると言えます。

原油価格が10%上がれば、DBCもそれにつられて大きく上昇する可能性が高いです。DBCを持つということは、「世界のエネルギー需要に賭ける」ことと同義なのです。

地政学リスクが起きた時に価格が跳ね上がる背景

エネルギー価格は、産油国での紛争や政治的な対立によって一気に跳ね上がることがあります。

これは株にとっては大打撃ですが、DBCにとっては追い風となる「リスクへの耐性」になります。

戦争やテロなど、世界が不安に包まれる時に価格が上がる資産を持っていることは、大きな安心材料です。

株が暴落するような嫌なニュースが流れた時、自分のポートフォリオの中でDBCだけが赤く(プラスに)光っている。

そんな経験をすると、分散投資の本当の価値が身に染みて分かります。

世界の需要と供給のバランスが収益に直結する仕組み

エネルギーの価格は、とてもシンプルに「使いたい量」と「掘り出す量」のバランスで決まります。

景気が良くなって物流が活発になれば価格は上がり、逆に不景気で物が動かなくなれば下がります。

DBCは世界経済の「血流」を反映しているような資産です。

エネルギーセクターがこれほど大きな比率を占めているのは、それだけ私たちの社会がエネルギーなしでは成り立たないからです。

この圧倒的な需要の強さが、DBCの価値を支える根拠になっています。

農業や金属セクターが分散投資において重要なポイント

エネルギーがDBCの主役なら、農業や金属はそれを支える「名脇役」です。

石油の値段が動かない時でも、これらサブのセクターが動くことで、DBC全体のパフォーマンスを安定させてくれます。

それぞれのセクターが持つ独特な魅力を整理してみましょう。

人口増加や異常気象に左右される農産物の値動き

トウモロコシや大豆、小麦などの農産物は、景気が悪くても「人間が食べ続けなければならない」という強みがあります。

一方で、猛暑や干ばつといった天候不順で収穫が減ると、価格が急騰する性質を持っています。

これらは、石油や金とは全く別のメカニズムで動く貴重な資産です。

特に新興国の人口が増え続ける中、食料の需要は右肩上がりで増えていきます。「食べるもの」に投資しておくことは、究極の長期的なリスクヘッジと言えるでしょう。

工場の稼働率やインフラ需要に敏感な銅やアルミの特徴

銅やアルミニウムといった産業用メタルは、新しい建物が建ったり、電気自動車(EV)が作られたりする時に大量に使われます。

特に銅は、電気をよく通すため、これからのハイテク社会には欠かせない金属です。

これらは景気の回復をいち早く察知して値上がりする性質があります。

エネルギーがインフレ対策なら、産業用メタルは「景気拡大の恩恵」をキャッチするためのパーツです。

世界中の開発が止まらない限り、これらの金属の出番がなくなることはありません。

守りの資産として最後の砦になる金と銀の役割

金や銀は、歴史上「お金そのもの」として扱われてきた特別な金属です。

株や紙幣への信頼が揺らいだ時、人々は最後の逃げ道として金を買います。

DBCの中にこれらが含まれていることで、パニック相場への耐性がさらに高まっています。

金100%のETFに比べれば割合は少ないですが、他の商品と混ざっていることで、金の強みもバランスよく取り込めます。「攻めのメタル」と「守りの金」が共存しているのがDBCの面白いところです。

DBCで運用する際に知っておきたいコストと手間

どんなに優れたETFでも、手数料や税金が高すぎては意味がありません。

DBCは一般的な株式ETFと比べると、少し特殊な部分があります。

後で「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、具体的なコストや購入手順を確認しておきましょう。

インベスコDB コモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド(DBC)

このETFは、プロの先物管理を個人でも利用できるようにパッケージ化した、世界的に有名な商品です。

項目詳細情報
経費率(年率)0.93%前後
構成銘柄数主要14種類のコモディティ先物
主な構成セクターエネルギー(50%超)、農業、金属
上場市場米国(NASDAQ)
他との違い最適な先物を選んで乗り換えコストを抑える独自の指数を採用。

年率0.9%前後の経費率をどう判断するか

DBCの経費率は約0.93%と、人気のインデックスファンド(0.1%程度)に比べると高く感じます。

しかし、これは「14種類もの先物をプロが毎日管理し、乗り換えの手続きを行っているコスト」が含まれているからです。

自分で同じことをやろうとすれば、これ以上の手数料や手間がかかるのは間違いありません。

分散効果という「保険料」として考えれば、決して法外な値段ではありません。「手間をお金で買っている」という納得感を持って投資することが大切です。

外国税額控除が必要になる分配金と税金の扱い

DBCは米国市場に上場しているETFなので、分配金(配当)が出た場合には、まず米国で10%の税金が引かれます。

その後、日本でもさらに課税される「二重課税」の状態になります。

これを解消するには、確定申告で「外国税額控除」という手続きを行う必要があります。

少し面倒に感じるかもしれませんが、最近はスマホで簡単に申告できる仕組みも整っています。

税金の仕組みを理解して、取られすぎたお金をしっかり取り戻す準備をしておきましょう。

日本の主要なネット証券で購入する具体的な手順

SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主要なネット証券であれば、DBCは簡単に購入できます。

証券口座を開設し、さらに「外国株口座」の設定を済ませるだけで準備完了です。

あとは銘柄検索で「DBC」と入力し、現在の株価で注文を出すだけです。

日本円をドルに変えてから買う方法や、円のまま注文を出せる「円貨決済」など、自分に合った方法を選べます。一度買ってしまえば、あとは日本の株と同じように管理できるので、ハードルは高くありません。

コモディティ投資で失敗しないために意識すべき注意点

最後に、DBCを扱う上でのリスクについても正直にお話しします。

「インフレに強い」というメリットの裏側には、知っておかなければならない落とし穴も存在します。

安全に運用を続けるために、以下の3つのポイントを心に留めておいてください。

株式投資よりも価格の変動が激しくなりやすい性質

コモディティ価格は、政治的な発言一つで1日に5%や10%動くことも珍しくありません。

株よりも値動きが激しい(ボラティリティが高い)ため、資産の大きな割合をDBCにすると、口座の数字を見てハラハラすることになります。

だからこそ、前述したように「5%から10%」という低い比率を守ることが重要なのです。

自分の許容範囲を超えた金額を入れないことが、暴落時に冷静でいられる唯一の方法です。

メインの資産ではないことを常に意識して、冷静に付き合いましょう。

配当金が生まれないため値上がり益を狙うのが基本

株には配当があり、債券には利息がありますが、原油や金は持っているだけでは何も生み出しません。

利益が出るのは「買った時より高く売れた時」だけです。

そのため、長期間価格が横ばいだと、ただ経費率だけを払い続ける期間が続いてしまいます。

DBCは「インフレ対策の保険」として持つべきものであり、配当金で生活を豊かにするためのものではありません。投資の目的をはき違えないように注意が必要です。

景気後退期には産業用メタルの需要が落ちるリスク

世界的な不景気(リセッション)が来ると、工場の稼働が止まり、新しい建物も建たなくなります。

すると、DBCに含まれる銅やアルミニウム、エネルギーの需要が激減し、価格が大きく下がることがあります。

インフレには強いですが、深刻な不景気には弱いという一面も持っています。

「どんな時でも上がる魔法の杖」ではないことを理解しておきましょう。

景気のサイクルに合わせて、浮き沈みがあるのは当たり前だと割り切ることが大切です。

DBCと他のコモディティETFを比較して選ぶ基準

コモディティを対象にしたETFはDBC以外にもいくつか存在します。

なぜその中であえてDBCが選ばれるのか、他の選択肢と比較することでその正体をもっと鮮明にしてみましょう。

自分の投資スタイルに最も合うものを見つけるためのヒントにしてください。

純資産総額が大きく流動性が高いDBCの安心感

DBCはコモディティETFの中でも最大級の資産規模を誇ります。

資産規模が大きいということは、それだけ多くの投資家が参加しており、売りたい時にいつでも売れる(流動性が高い)ということです。

マイナーなETFだと、売りたいのに買い手がいなくて希望の価格で売れない、というリスクがあります。

世界中のプロが利用しているという実績は、私たち個人投資家にとっても大きな安心材料になります。「迷ったら一番メジャーなものを選ぶ」というのは、投資における賢い戦略です。

貴金属だけに特化したGLDやIAUとの使い分け

もし、あなたが「金(ゴールド)だけでいい」と考えているなら、DBCよりもGLDやIAUといった金特有のETFのほうがコストが安くて済みます。

DBCはあくまで「石油やトウモロコシも含めた総合パック」です。

特定の分野にこだわりがあるなら、特化型の商品と組み合わせるのもいいでしょう。

しかし、一から自分でバランスを考えるのは大変です。

「よく分からないけれど、まるごとコモディティの恩恵を受けたい」なら、DBC一択で十分です。

コストや構成商品の違いで見る代替候補の探し方

最近では、DBCに似た指数を採用しながら、よりコストを抑えた新しいETFも登場しています。

常に情報をアップデートして、より良い条件のものに乗り換える姿勢も大切です。

ただし、DBCが採用している「オプティマム・イールド」の仕組みは非常に優秀で、単純なコストの安さだけでは測れない実力があります。

名前が似ていても、中身の構成比がエネルギー寄りだったり、農産物抜きだったりと微妙に違うことがあります。中身のバランスをしっかり確認して、納得できる構成のものを選びましょう。

まとめ:DBCでインフレに負けないポートフォリオを

コモディティインデックス(DBC)を自分の資産に加えることは、予測不可能なインフレや世界情勢から自分を守るための、非常に賢い一手になります。

  • DBCはエネルギー、農産物、金属など14種類の商品に分散投資できるETF。
  • 構成比の半分以上がエネルギーで、世界のインフレ動向を敏感に反映する。
  • 株や債券とは違う動きをするため、資産全体の安定感を高めてくれる。
  • 資産全体の5%から10%程度を持つのが、リスクとリターンのバランスとして適切。
  • 乗り換えコストを抑える独自の仕組みにより、長期保有の効率が高められている。
  • 年率0.93%の経費率は、プロの先物管理を任せるための正当なコスト。
  • 配当目的ではなく、物価高や地政学リスクへの「保険」として活用するのが正解。

今の時代、自分の資産を一つのカゴに入れておくのはリスクでしかありません。

目に見える「モノ」の力を借りて、どんな時代になっても揺るがない、強固な資産の土台を作っていきましょう。

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この記事を書いた人

MONEY STUDIO編集部は、投資・金融分野の情報収集・分析を行う複数名の編集メンバーで構成されています。
一次情報・公式データ・実体験をもとに記事を制作しています。
特定の金融商品や投資手法を過度に推奨することはなく、メリットだけでなくデメリットやリスクも明示することを編集方針としています。

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