RSI80超えでの逆張り戦略!通貨ペア別の勝率と騙しを回避する方法を紹介

FXのチャートを見ていて「こんなに上がったら、もう下がるだろう」と勘で売って大損したことはありませんか。相場の行き過ぎを数字で教えてくれるのがRSIという道具です。特にRSIが80を超えたときは、ゴムが限界まで伸び切ったような状態で、反転する可能性が非常に高くなります。 この記事では、RSI80を使った逆張りで利益を出すための具体的なルールと、負けを減らすための工夫を分かりやすくお伝えします。

目次

RSI80超えでの逆張り戦略を成功させるための結論

RSIは相場の売られすぎや買われすぎを0から100の数字で表す便利な指標です。多くの人は70を超えたら買われすぎだと判断しますが、本当に強いトレンドのときはそのまま上がり続けてしまいます。そこで、より確実性の高い「80」という数値を基準にすることで、無駄な負けを減らしつつ大きな反転を狙うのがこの戦略の核となります。 統計的に珍しい水準まで引きつけることで、有利な場所で勝負ができるようになります。

買われすぎのサインを数値で捉える

RSIが80を超えている状態は、短期間に買い注文が集中しすぎて、投資家たちが「そろそろ利益を確定させよう」と考え始めるラインです。70付近ではまだ勢いが続くことが多いですが、80はまさに限界点と言えます。

この水準に到達すると、新規の買い手が減り、逆に売りたい人が増えてきます。買いたい人と売りたい人のバランスが崩れる場所を数値で捉えることが、逆張りで勝つための第一歩です。

期間設定14を基準にすべき理由

RSIの計算期間は、開発者のワイルダー氏が推奨した「14」を使うのが最もおすすめです。世界中の多くのトレーダーが同じ設定を見ているため、14日のRSIが80を超えた場所では注文が重なりやすくなります。

期間を短くしすぎると、ちょっとした動きで数値が跳ね上がってしまい、使い物になりません。逆に長すぎると反応が遅くなります。みんなと同じ物差しを使うことが、テクニカル分析で騙されないための鉄則です。

強い上昇トレンドで待つべき時間

RSIが80にタッチした瞬間に売るのは、実は少し危険な行為です。猛スピードで走っている車がすぐには止まれないのと同じで、相場もしばらくは80付近に張り付くことがあるからです。

まずは80を超えるのをじっと待ち、勢いが衰えるサインが出るまで手を出さない忍耐強さが求められます。「行き過ぎ」を確認してから、少し落ち着いたところで仕掛けるのが、逆張りを安定させるコツです。

通貨ペア別で変わるRSI80付近の勝率と動きの違い

全ての通貨ペアがRSIのライン通りに動くわけではありません。ペアごとに「性格」があり、ラインに素直に反応するものもあれば、ラインを無視して突き進む暴れん坊もいます。例えば、ユーロドルは比較的テクニカルが効きやすいですが、ポンド円は勢いがつくと80を無視して上がり続けることがよくあります。 自分が取引する通貨がどんな動きをしやすいのか、その特徴を知っておくだけで無駄な損切りを劇的に減らせますよ。

ユーロドルでの安定した反転の動き

ユーロドル(EUR/USD)は世界で最も取引量が多く、値動きがとても素直な通貨ペアです。そのため、RSI80という極端な数値が出たときは、しっかりと反転してくれる確率が高いと言えます。

大口の投資家も多く参加しているため、不自然な動きが少なく、教科書通りのトレードが通用しやすい場所です。逆張りを初めて試すなら、まずはこのユーロドルで動きを観察することをおすすめします。

ポンド円の激しい変動に対応するコツ

ポンド円(GBP/JPY)は「殺人通貨」と呼ばれるほど、一度火がつくと止まらない激しい性質を持っています。RSIが80を超えても、そこからさらに100ピップス以上駆け上がることが珍しくありません。

ポンド円で逆張りをするときは、RSIの数値だけで判断するのは非常に危険です。他の通貨ペアよりも資金に余裕を持ち、エントリーのタイミングをさらに慎重に見極める必要があります。

ドル円の心理的節目とラインの重なり

ドル円(USD/JPY)は、150.00円といったキリの良い数字(ラウンドナンバー)を多くの投資家が意識しています。RSI80と、こうした価格の節目が重なる場所は、最強の抵抗帯になります。

数字の根拠が2つ重なることで、反転の信頼性は飛躍的に高まります。チャートを見る時はRSIだけでなく、左側にある過去の目立つ価格も一緒にチェックする習慣をつけましょう。

RSI80付近で頻発する騙しを回避する方法

RSIが80を超えたのに価格が下がらないことを「騙し」と呼びます。これに引っかかると、売っても売っても担がれて、あっという間に資金が底をついてしまいます。騙しを避けるための最強の武器は、価格とRSIの動きが逆になる「ダイバージェンス」という現象を見つけることです。 これを知っているだけで、勝ち目の薄い勝負を事前に避けることができるようになります。

ダイバージェンスの発生を待ってから動く

ダイバージェンスとは、価格は高値を更新しているのに、RSIの数値は前の高値を超えられずに下がっている状態を指します。これは「上がっているけれど、中身の勢いはスカスカだ」というサインです。

この現象がRSI80付近で起きれば、それは相場が反転する前の強烈な予兆になります。ただの数値超えではなく、この「勢いの衰え」を確認してから売るのがプロのやり方です。

200日移動平均線からの離れ具合を見る

長期的な相場の方向を示す「200日移動平均線」から、今の価格がどれくらい離れているかも確認してください。平均線から大きく離れすぎているときは、元に戻ろうとする力が強く働きます。

逆に、平均線のすぐ近くでRSI80になっても、それはまだ上昇の序盤である可能性があります。大きな流れに逆らいすぎていないか、高い位置から平均線を見下ろすような場面を探してください。

上位足のトレンドを5分で確認する手順

5分足だけでRSIを見ていると、大きな波に飲み込まれてしまいます。トレードをする前に、必ず1時間足や4時間足といった「上位足」のチャートを確認してください。

  1. まず1時間足で今のトレンドが上か下かを確認する
  2. 上位足でもRSIが高い位置にあるかチェックする
  3. すべての条件が揃ったところで5分足のエントリーを探す

大きな波が下を向いているときに、短い足でRSI80からの逆張りを狙うのが、最も勝率が高いパターンです。

逆張り戦略の精度を高める具体的なエントリーの手順

準備が整ったら、いよいよ注文を出すタイミングを決めます。RSIが80に触れた瞬間にボタンを押すのは、ギャンブルに近い行為です。成功率を高めるためには、ロウソク足が「もうこれ以上は上がれない」という形を見せるのを待つ必要があります。 自分のルールに従って機械的に動くことで、感情に振り回されない安定したトレードができるようになります。

ローソク足の包み足で転換を確認する

RSI80付近で、前の陽線をまるごと飲み込むような大きな陰線が出た時、それを「包み足」と呼びます。これは買いの勢いが完全に売りに負けたことを示す決定的な証拠です。

この形が出た次の足でエントリーするのが、最も安全で確実な方法です。数字の根拠だけでなく、実際の値動きが「負け」を認めた瞬間を狙い撃ちしましょう。

80を割り込んだ瞬間の動きに注目

一度80を超えたRSIが、再び80を下回るまで下がってきた時は、上昇の勢いが死んだことを意味します。この「ラインの内側に戻る動き」は、逆張りの開始の合図として非常に優秀です。

80の外側にいる間はまだ何が起こるか分かりませんが、戻ってきたなら反転の確率は一気に上がります。ラインに飛び込むのではなく、ラインから戻ってくるのを待つのが、大怪我をしないコツです。

5分足と15分足を使い分ける判断基準

短い時間で決着をつけたいなら5分足を見ますが、より慎重にいくなら15分足のRSIを確認してください。15分足で80を超えている時は、反転した際の利益も大きくなりやすいです。

複数の時間足で同時に80を超えている時は、まさに絶好のチャンスとなります。「早く入りたい」という焦りを抑えて、複数の足が同じサインを出すのを待つのが、勝てる投資家の共通点です。

RSI80を超えた時の逆張り戦略に必須な損切り設定

逆張りは当たれば大きいですが、外れた時のダメージも大きくなりがちです。そのため、エントリーと同時に「どこで逃げるか」を決めておくことが、何よりも重要です。損切りを置かないトレードは、ブレーキのない車で高速道路を走るようなものです。 自分の資金を最後まで守り抜くために、絶対に守るべき3つのルールを体に叩き込んでおきましょう。

直近高値の少し上に置く配置ルール

損切りを置く場所は、エントリーした根拠となった「直近の最も高い価格」の数ピップス上が基本です。そこを越えられたということは、自分の読みが間違っていたという証拠になります。

「戻ってくるかも」と期待して損切りをずらすのは絶対にやめてください。最初に決めた場所で潔く負けを認めることが、次のチャンスで勝つための資金を残すことに繋がります。

1回の負けを資金の2%以内に抑える

どんなに自信がある場面でも、1回のトレードで失う金額は総資金の2%以内に収まるように調整してください。100万円持っているなら、2万円までの負けに抑えるということです。

これなら、たとえ数回連続で負けたとしても、すぐに立て直すことができます。「一発逆転」を狙わず、生き残ることを最優先にするのが、FIRE後の運用で一番大切な考え方です。

逆行した時に迷わず逃げるための基準

注文を出した後に、RSIが再び上昇して100に近づくような動きを見せたら、それは想定外の事態です。自分のルールが通用しない相場だと判断して、すぐに撤退しましょう。

「おかしい」と感じた直感は、意外と当たることが多いものです。自分の大切なお金を守るために、プライドを捨てて逃げる勇気を持つことが、長く相場で生き残るための秘訣です。

通貨ペア別に利確するポイントを見極めるコツ

利益が出始めたら、今度は「どこで決済するか」が悩みどころになります。欲張りすぎると利益が逃げてしまいますし、早すぎるともったいないことをした気分になります。利確の目安として便利なのは、ボリンジャーバンドという指標や、前日の安値といった目立つ価格です。 感情ではなく、チャート上の明確な目標物に向かって出口を決めることで、スマートに利益を確定できます。

ボリンジャーバンドの2シグマを目安にする

逆張りで売った後の最初のゴールは、ボリンジャーバンドの「中心線」や「反対側の2シグマ」です。価格はバンドの間を行ったり来たりする性質があるため、良い目安になります。

項目利確の目標地点理由
第1目標バンドの中心線平均的な価格まで戻ったという区切りになる
第2目標反対側のマイナス2シグマ下落の勢いが一旦止まりやすい場所
最終目標直近の安値前に反発した場所なので、利確注文が溜まっている

欲を張らずに、こうした「誰でも見える壁」でしっかりと利益を確保していきましょう。

前日の安値を目標にする決済方法

デイトレードであれば、昨日の「一番安かった価格(安値)」を目標にするのも非常に効果的です。前日の安値付近では、多くの投資家が買い戻しを考えます。

そこに到達する前に利益を確定させてしまえば、急な反発に巻き込まれる心配もありません。「腹八分目」で利益を確定させることが、トータルの収支を安定させる一番の近道です。

利益を分割して確定させる具体的な手順

一度に全てのポジションを決済せず、半分ずつ利確する方法もおすすめです。まず目標地点で半分を利確し、残りの半分は損切り位置を「建値(買った価格)」に移動させます。

  1. RSI80で売り、少し下がったところで半分を利確
  2. 損切りを自分が売った価格まで動かす
  3. 残りはさらに利益が伸びるのをじっと待つ

これなら、もし相場が戻ってきても損はゼロですし、さらに下がれば利益を大きく伸ばすことができます。

RSI80超えの信頼性を底上げする指標の組み合わせ

RSIだけでも強力ですが、他のインジケーターを組み合わせることで、その精度はさらに跳ね上がります。特に、トレンドの勢いを見る「MACD」や、買われすぎをより敏感に察知する「ストキャスティクス」との相性は抜群です。 複数の仲間たちが「今はチャンスだ」と同じことを言っているときだけ勝負を仕掛ければ、トレードはもっと楽になります。

MACDのデッドクロスを重ねて判断

RSIが80を超えているときに、MACDという指標で「デッドクロス(2本の線が交差して下を向く)」が起きたら、それは最強の売りサインです。

RSIという「角度」の指標と、MACDという「勢い」の指標が一致する場面は、勝率が非常に高いです。「ダブルチェック」を済ませてからエントリーするような、慎重な姿勢が勝ちを呼び込みます。

ストキャスティクスの高い位置での推移

ストキャスティクスもRSIと同じように買われすぎを測る道具ですが、RSIよりも動きが速いのが特徴です。両方の指標が揃って80を超えている時は、相場の過熱感がピークに達しています。

どちらか片方だけが反応している時は、まだ騙しの可能性があります。2つの指標が声を揃えて「もう限界だ!」と言っている場面だけを厳選して勝負しましょう。

出来高の変化で買いの勢いの衰えを感じ取る

もしお使いのチャートで「出来高」が見れるなら、価格が上がっているのに出来高が減っていないかチェックしてください。これは、買っている人が少なくなっている証拠です。

RSI80付近で出来高が細くなってきたら、それは上昇トレンドの燃料が切れたことを意味します。数字の後ろにある「投資家たちの動き」を想像することで、チャートの向こう側が見えるようになります。

まとめ:RSI80の逆張り戦略でスマートに利益を上げる

RSIが80を超えるという事態は、相場においてめったにない「異常事態」です。だからこそ、そこには大きなチャンスが眠っています。

  • RSI80という極限まで引きつけてから、逆張りの準備をする
  • ユーロドルなど、テクニカルが効きやすい通貨ペアを選ぶ
  • ダイバージェンスを見つけて、騙しを賢く回避する
  • ロウソク足の形を確認してから、焦らずにエントリーする
  • 損切りは2%以内に抑え、自分の資金を徹底的に守る
  • 他の指標と組み合わせて、根拠を何重にも重ねる

大切なのは、毎日無理にトレードすることではなく、RSIが80に届くような「絶好のチャンス」が来るのをじっと待つことです。相場は逃げません。自分の得意な形が整ったときだけ、自信を持って一歩踏み出してください。冷静な判断と徹底した資金管理があれば、FXはあなたの自由な生活を支える強力な味方になってくれるはずです。

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この記事を書いた人

MONEY STUDIO編集部は、投資・金融分野の情報収集・分析を行う複数名の編集メンバーで構成されています。
一次情報・公式データ・実体験をもとに記事を制作しています。
特定の金融商品や投資手法を過度に推奨することはなく、メリットだけでなくデメリットやリスクも明示することを編集方針としています。

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