移動平均線からの乖離を狙う!逆張りの勝率を上げる設定と銘柄選びを解説

株価が急激に下がると「どこまで下がるんだろう」と怖くなりますよね。でも、実は移動平均線から大きく離れたときは、利益を出す大きなチャンスでもあります。この記事では、価格が元に戻ろうとする性質を利用して、賢く稼ぐための具体的なルールを整理しました。この記事を読み終える頃には、暴落を恐れるのではなく、チャンスとして冷静に待ち構えられるようになっているはずです。

目次

移動平均線から離れすぎた価格はいつ戻る?逆張りの基本ルール

株価には、伸びすぎたゴムがパチンと戻るような不思議な性質があります。この性質を正しく理解しておけば、闇雲に買うのではなく、勝てる確率が高い場所だけを狙い撃ちできるようになります。まずは、相場の世界でずっと守られている「価格の戻り」に関する基本的な考え方を身につけましょう。

磁石のように平均線へ引き寄せられる価格の性質

移動平均線からの「乖離(かいり)」とは、今の株価が過去の平均値からどれくらい離れているかを示す数字です。価格は常に動いていますが、平均から離れすぎると、また平均的な価格に戻ろうとする力が働きます。これは「平均回帰」と呼ばれる、相場の世界ではとても有名な性質です。

株価が平均線から大きく離れるのは、投資家がパニックになって売ったり、逆に熱狂して買ったりしたときです。行き過ぎた熱が冷めると、価格は磁石に吸い寄せられるように移動平均線へと帰っていきます。 この「元に戻る力」を狙うのが、乖離率を使った逆張りの正体です。

  • 価格は平均的な水準(移動平均線)を軸に上下している
  • 離れれば離れるほど、戻ろうとする力は強くなる
  • この戻りを狙うことで、短期間で効率よく利益を出せる

買われすぎ・売られすぎの状態を数字で判断する仕組み

今の株価が「高すぎる」のか「安すぎる」のかを、自分の感覚だけで決めるのはとても危険です。これを客観的に教えてくれるのが、移動平均線乖離率という具体的な数値です。この数字を使えば、誰でも同じ基準でチャンスを判断できるようになります。

例えば、乖離率がマイナス15%なら「平均より15%も安くなっている」ということが一目でわかります。自分の感情を横に置いて、計算された数字に基づいて動くことが、投資で生き残るための鉄則です。 過去にその銘柄が何%で反転したかを調べると、さらに勝率は上がります。

  • 計算式は「(株価 - 平均線)÷ 平均線 × 100」
  • 数字がプラスに大きければ買われすぎ、マイナスなら売られすぎ
  • 勘に頼らず、数値が一定のラインを超えたときだけ注文を出す

トレンドの勢いが弱まる場所を特定する方法

価格が戻るためには、それまで続いていた強い勢いが止まる必要があります。乖離率がどれだけ大きくても、勢いが止まらなければ価格はさらに離れ続けてしまいます。そのため、売りの勢いが弱まってきた「サイン」を見つけることが、逆張り成功の鍵を握ります。

急落の途中で買うのではなく、下落のスピードが緩やかになったところを狙いましょう。価格が止まったことを確認してから動けば、底なし沼にハマるリスクをグッと減らすことができます。 乖離率という物差しを使いながら、勢いの変化をじっと観察するのが上級者のやり方です。

  • ローソク足の長さが短くなってきたら勢いが弱まった証拠
  • 一気に買うのではなく、止まったのを見てから慎重に入る
  • 勢いが強いままのときは、無理に手を出さず見送る勇気を持つ

勝率を上げるために必要な移動平均線の期間と乖離率の設定

どの期間の移動平均線を使うかによって、狙い目はガラリと変わります。短期で勝負するのか、数日間持つのかで、見るべき設定を使い分ける必要があります。ここでは、多くのプロが実際に使っている、最も機能しやすい期間と具体的な数値の設定について詳しく解説します。

25日移動平均線を中心に据えるべき理由

数日から数週間の取引をするスイングトレードでは、25日移動平均線が最も重要です。これは、およそ1ヶ月間の投資家の平均的なコストを表しているからです。多くの市場参加者がこの線を見ているため、ここからの乖離は非常に意識されやすくなります。

1ヶ月という期間は、企業のニュースや景気の変化が株価に反映されるのにちょうど良い長さです。25日線から大きく離れたとき、投資家は「さすがにやりすぎだ」と感じて反対の売買を始めます。 迷ったらまずは25日線を表示させて、そこからの距離を測ることから始めてみましょう。

  • 世界中の投資家が最も注目している基準線である
  • 1ヶ月の平均コストなので、信頼性が非常に高い
  • 25日線に戻る動きは、非常に力強く明確なことが多い

スイングトレードで意識されるプラスマイナス10%の壁

日本株のスイングトレードでは、25日線から10%以上離れると「異常事態」とみなされます。特にマイナス10%を超えてくると、持っている株の含み損に耐えられなくなった人の「投げ売り」がひと通り終わることが多いです。ここが、逆張りの絶好のエントリーポイントになります。

もちろん、相場全体の地合いが悪いときは15%や20%まで広がることもあります。まずは10%という壁を目安にして、そこからさらに下がるようなら「さらに大きなチャンス」と捉える余裕を持ちましょう。 過去のチャートを見て、その銘柄が何%で跳ね返っているかを確認するのが確実です。

  • 10%という数字は、投資家の心理的な節目のラインになる
  • パニックが起きたときは15%から20%まで引きつけるのが安全
  • 銘柄の性格(値動きの荒さ)に合わせて、この基準を微調整する

デイトレードで使う5日線との距離の測り方

その日のうちに取引を終えるデイトレードなら、もっと短い5日移動平均線を使います。1週間という短い期間の平均から離れた場所を狙うことで、小さな反発を素早く取っていくことができます。5日線からの乖離は、より機敏な動きが求められる設定です。

デイトレードの場合、乖離率は2%や3%といった小さな数字でもチャンスになります。わずかな歪みを見つけて、サッと入ってサッと出るのが、短期売買で資産を増やすコツです。 長い期間の線とは使い方が全く違うので、目的をはっきりさせてから使い分けましょう。

  • 1週間分の平均なので、直近の勢いを敏感に反映する
  • 小さな乖離でも、1日の値幅としては十分な利益になる
  • 長期の25日線と組み合わせて、両方の乖離を見るのがおすすめ

乖離率の逆張りに向いている銘柄選びの具体的な条件

どんな銘柄でも逆張りが通用するわけではありません。むしろ、銘柄選びを間違えると、戻ることなくそのまま消えてしまう会社もあります。安全に、そして確実にリバウンドを狙うために、選ぶべき銘柄の「条件」をしっかり押さえておきましょう。

出来高が多くて急な値動きにも対応できる銘柄を探す

出来高とは、その日に売買された株の数のことです。これが少ない銘柄は、自分が売りたいときに売れなかったり、変な価格で約定したりする危険があります。逆張りをするときは、常に誰かが取引しているような、活気のある銘柄を選びましょう。

出来高が多いということは、たくさんの投資家がその銘柄を見ているということです。多くの人が見ているからこそ、移動平均線乖離率のような共通のルールが効きやすくなります。 スカスカの板で勝負するのはギャンブルと同じですから、絶対に避けましょう。

  • 1日の売買代金が少なくとも数億円以上あるものを選ぶ
  • 板(気配値)が厚く、自分の注文で価格が動かないものにする
  • 参加者が多い銘柄ほど、価格の戻りは素直で予測しやすい

時価総額が大きくて倒産のリスクが低い会社を選ぶ

逆張りの最大の恐怖は、買った後に会社が倒産したり、上場廃止になったりすることです。株価が下がっているのには理由があることも多いため、ボロボロの会社を安易に買ってはいけません。時価総額が大きく、ビジネスがしっかりしている「優良株」の急落を狙うのが鉄則です。

誰もが知っているような大企業なら、株価が下がれば「安すぎる」と判断して買う大口の投資家が必ず現れます。しっかりとした中身がある会社を選ぶことが、逆張りの安全性を高める一番の防衛策です。 悪いニュースで一時的に売られているだけの、強い会社を探しましょう。

  • 時価総額が数千億円以上の、いわゆる中大型株を狙う
  • 業績が安定しており、すぐに潰れる心配がないことを確認する
  • 指数(日経平均など)に採用されている銘柄は、信頼性が高い

過去に何度も同じ場所でリバウンドしている銘柄の癖

銘柄にはそれぞれ「性格」があります。乖離率が5%で戻る素直な子もいれば、15%まで行かないと気が済まない暴れん坊もいます。過去のチャートを数年分さかのぼって、その銘柄が過去に何度、何%の乖離で反転したかを確認してみてください。

面白いことに、同じ銘柄は似たような数字でリバウンドを繰り返すことが多いです。過去のデータという「答え合わせ」をしてから挑めば、自信を持って注文を出せるようになります。 自分の得意な銘柄、いわゆる「相性の良い銘柄」をいくつかリストアップしておくと楽になりますよ。

  • 過去3回から5回程度の急落場面をチェックする
  • 反発した時の乖離率の数値をメモして、平均を出す
  • 銘柄特有の「リバウンドの癖」を味方につける

実際に注文を出すタイミングと失敗しないための決済の手順

狙う銘柄が決まったら、次はいよいよ実践です。いつ買って、いつ売るのか。このタイミングの判断が、利益を最大化し、損失を最小限に抑える分かれ道になります。失敗しないための具体的な手順を、順を追って確認していきましょう。

乖離がピークに達した後の反転サインを待つ

「そろそろ安いだろう」という予測だけで買うのは、まだ早いです。乖離率が目標の数値に達した後、ローソク足が下げ止まったことを確認してから注文を出しましょう。具体的には、前の日の安値を割り込まなくなったり、小さな陽線が出たりしたときがチャンスです。

「落ちてくるナイフは地面に刺さってから拾え」という格言があります。完全に底を当てる必要はないので、少し上向き始めたのを確認してから入る方が、成功率は劇的に上がります。 ほんの少しの遅れが、大きな安心感を生んでくれます。

  • 目標の乖離率に達しても、すぐに指値で買わない
  • 5分足や15分足など、短い足で反転の兆しを探す
  • 「安さ」ではなく「反転の事実」を確認してエントリーする

利益を欲張らずに移動平均線の付近で確実に利確する

逆張りの目的は、あくまで「行き過ぎた修正」を取ることです。そのため、株価が移動平均線の近くまで戻ってきたら、迷わず利益を確定しましょう。そこからさらに上昇を続けることもありますが、それはまた別のトレンドの話になります。

平均線付近は、それまで含み損を抱えていた人たちが「ようやく助かった」と売ってくる場所でもあります。欲を出して持ち続けると、また押し戻されて利益がなくなることも多いです。 「腹八分目」の精神で、確実に利益を財布に入れることが大切です。

  • 移動平均線にタッチする直前か、タッチした瞬間を決済目標にする
  • 一度に全額決済して、次のチャンスに備えるのが基本
  • 戻りが鈍いと感じたら、平均線まで行かなくても逃げる判断をする

分割して買うことで平均購入単価を下げる工夫

一度に全額の資金を投入するのは、逆張りではおすすめしません。どんなに分析しても、さらに下がることはあるからです。まずは資金の3分の1程度を買い、さらに下がったら残りの資金を投入する「分割買い」を行いましょう。

こうすることで、平均的な買い値を下げることができ、少しのリバウンドでも利益が出やすくなります。「さらに下がっても大丈夫」という余裕があるだけで、トレード中のストレスは激減します。 計画的に資金を分けることが、プロのような冷静な取引に繋がります。

  • 最初のエントリーは打診買い(お試し)のつもりで行う
  • 計画にない買い増し(ナンピン)は避け、あらかじめ場所を決めておく
  • 資金を3つに分けると、心理的に非常に楽に戦える

逆張りで大損しないための損切り価格の決め方

逆張りはトレンドに逆らう取引です。そのため、予想が外れたときの影響は順張りよりも大きくなりがちです。自分の資産を守るために、どこで逃げるかという「出口」を、買う前に決めておくことが何より重要です。

自分の予想を裏切ってさらに乖離が広がった時の引き際

「乖離率15%で戻るはずだ」と思って買ったのに、20%を超えても止まらない。そんな時は、自分の分析が間違っていたと認めるしかありません。あらかじめ決めておいた「この価格を割ったら終わり」というラインに触れたら、感情を殺して決済しましょう。

戻ることを期待して持ち続けるのは、ただの祈りであって投資ではありません。「負けを認めること」は、次のチャンスに資金を残すための立派な戦略です。 損切りができなければ、いつか必ず一発で退場することになります。

  • エントリーした日の安値を更新したら逃げる、といった明確な基準を作る
  • 逆張りだからこそ、損切りは順張りよりも素早く行う
  • 「いつか戻る」という期待は、一番の敵だと知る

証拠金の何%を失ったら撤退するかという自分ルール

価格だけでなく、自分のお金がいくら減ったらやめるか、というルールも有効です。例えば「1回の取引で資産の2%を失ったら損切りする」というルールです。これなら、どんな暴落が来ても、あなたの資産が致命的なダメージを受けることはありません。

計算が面倒なら、具体的な「金額」で決めてもいいでしょう。「この取引で3万円負けたら終わり」と決めておけば、チャートを見ているときもパニックにならずに済みます。 お金を守るためのブレーキを、常にしっかり踏める状態にしておきましょう。

  • 1回の負けを資産の1%から2%以内に抑えるのがプロの基準
  • 損失額をあらかじめ計算してから、買う株数を決める
  • 自分の許容範囲を超えた勝負は、絶対にしない

悪材料が出ていて戻る見込みがない時の判断基準

株価が下がっている理由が、会社ぐるみの不正や、ビジネスモデルの崩壊といった「悪いニュース」である場合は注意が必要です。この場合、乖離率がどれほど大きくても、価格は二度と元に戻らないかもしれません。

こうした「悪い下落」のときは、逆張りは避けるのが賢明です。もし買ってしまった後にひどい材料が出たなら、すぐに逃げてください。 乖離率のルールが通用するのは、あくまで「一時的な行き過ぎ」の時だけだということを肝に銘じておきましょう。

  • 不祥事や粉飾決済など、会社の根幹に関わるニュースは即逃げ
  • 「なぜ下がっているのか」を、ニュースサイトなどで必ず確認する
  • 材料が不明な急落は、むしろリバウンドしやすい絶好のチャンスになる

乖離率と組み合わせて精度の高い分析をするための便利な道具

乖離率だけでも十分に戦えますが、他の道具を組み合わせることで、さらに「勝てる確信」を高めることができます。道具の使いすぎは混乱を招きますが、相性の良いものを2つか3つ持っておくと、迷いがなくなりますよ。

売られすぎを二重にチェックする RSI の数値

RSIは、今の相場の「熱さ」を0から100の数字で表す道具です。乖離率がマイナスに大きくなっているときに、RSIが20%から30%を下回っていたら、それは「二重の売られすぎサイン」になります。

サインが重なれば重なるほど、そこが底になる確率は上がります。乖離率だけで不安なときは、RSIも見て「みんなが投げ売りしている状態」かどうかを確認してみましょう。 多くの指標が同じ方向を向いているときこそ、勇気を出して買うべき瞬間です。

  • RSIが30%以下は「売られすぎ」、70%以上は「買われすぎ」の目安
  • 乖離率とRSIが同時にサインを出したときは、勝率が非常に高い
  • 短期の動きを敏感に察知するために、期間設定は14日が一般的

統計的に価格が収まる範囲を教えるボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に、価格がどれくらいの確率でその枠内に収まるかを示した帯のようなものです。±2σ(シグマ)という枠の外に価格が出る確率は約4.6%しかありません。つまり、外に出たら「戻る確率が非常に高い」ということです。

乖離率が大きく、かつボリンジャーバンドの−2σや−3σを突き抜けているなら、それは統計学的にも「異常な安値」です。数字と統計の両方から「安すぎる」と言える場所なら、逆張りの成功率は格段に跳ね上がります。 視覚的に分かりやすいので、初心者にもおすすめです。

  • ±2σの枠内に収まる確率は約95.4%
  • ±3σを突き抜けるのは、めったにない大チャンスか大ピンチのサイン
  • バンドの形が横ばい(スクイーズ)の時ほど、枠外からの戻りは速い

ローソク足の形から読み取る投資家の心理

最後に頼りになるのは、やはりローソク足そのものの形です。長い「下ヒゲ」が出たときは、一度大きく売られたけれど、最後は買い戻されたという証拠です。これが乖離率の大きな場所で出ると、強力な反転の合図になります。

ローソク足の形には、そこで戦っている投資家たちの恐怖や希望が詰まっています。「安値で下ヒゲが出た」というのは、みんなが売るのをやめて、買いに転じたという決定的な事実です。 数字の分析に加えて、足の形を最後の一押しに使いましょう。

  • 長い下ヒゲは、売り枯れと買い戻しのサイン
  • 数日間同じ価格で止まる「毛抜き底」も、強い反転の兆し
  • 足の形を観察することで、エントリーの精度はさらに磨かれる

多くの人がハマる逆張りの失敗パターンと対策

逆張りで勝てない人には、共通した失敗の癖があります。これらを事前に知っておくだけで、あなたは他の投資家が落ちる穴をひらりと避けて、着実に利益を積み上げることができるようになります。

強いトレンドの真っ最中に「安すぎる」と思い込んで買うミス

株価が勢いよく下がっているとき、それは新しい「下落トレンド」の始まりかもしれません。強いトレンドが出ているときは、乖離率は無視されることがあります。移動平均線そのものが下を向いているときは、逆張りは非常に危険です。

逆張りが最も効くのは、移動平均線が横ばいか、緩やかに上を向いているときの一時的な急落です。トレンドの方向を無視して「安さ」だけで買うのは、暴走特急の前に立ちふさがるようなものです。 まずは全体の流れがどちらを向いているか、一歩引いて確認しましょう。

  • 移動平均線の傾きを確認し、急角度で下を向いているときは見送る
  • トレンドの力は乖離の戻る力よりも強いことが多いと知る
  • 「安さ」と「トレンド」のどちらが優先される場面かを判断する

決算発表などの大きなイベント前に無理に仕掛けるリスク

会社の決算発表や、国の大事な会議の前などは、乖離率が全く機能しなくなることがあります。ニュース一つで株価が窓を開けて飛んでしまうため、数字の分析が意味をなさなくなるからです。こうしたイベント前は、ノーポジションでいるのが一番の安全策です。

ギャンブルを楽しみたいなら別ですが、投資として資産を増やしたいなら、不確定な要素は避けるべきです。嵐が来ることがわかっているのに、海に出る必要はありません。 発表が終わって、市場が落ち着いてからチャンスを探せば十分間に合います。

  • 決算スケジュールを事前にチェックするクセをつける
  • イベント前後の乱高下は、予測不可能だと割り切る
  • 落ち着いた相場でのみ戦うことが、安定した勝率への近道

資金を一度に全力投入して身動きが取れなくなる状態

「ここが底だ!」と確信して、全財産を一度に突っ込んでしまう。これは逆張りで最もやってはいけないミスです。もしそこからさらに5%下がったとき、あなたは損切りもできず、ただ資産が溶けていくのを眺めることしかできなくなります。

資金に余裕がないと、判断はどんどん鈍ります。常に「まだあと2回は買い増せる」という余裕を持っておくことで、心に余裕が生まれ、冷静なトレードができるようになります。 自分の資金を賢く配分することが、生き残るための知恵です。

  • 全力投資は、一度のミスですべてを失うリスクがある
  • 資金を小分けにすることで、相場の急変に柔軟に対応できる
  • 余裕があるからこそ、正しい判断と損切りができるようになる

まとめ:乖離率を味方につけて、冷静にリバウンドを狙おう

移動平均線からの乖離を狙う逆張りは、投資家の心理的な「行き過ぎ」を利益に変える、非常に理にかなった手法です。感情に流されず、数字とルールに基づいた取引を心がけましょう。

  • 移動平均線は「25日線」を基準にし、価格が戻る性質を狙う。
  • 乖離率マイナス10%から15%を目安に、売られすぎの銘柄を探す。
  • 時価総額が大きく、出来高が十分な優良株を取引対象にする。
  • 一気に買わず、分割してエントリーすることで平均コストを下げる。
  • 決済は「移動平均線付近」を目標にし、欲張らずに確実に利確する。
  • 買う前に必ず「損切りライン」を決め、予想外の動きには即座に対応する。
  • RSIやボリンジャーバンドを組み合わせて、分析の精度を高める。

相場が荒れているときこそ、この乖離率の知識があなたの強力な武器になります。まずは、今気になる銘柄の25日線乖離率が何%になっているか、チャートを開いて確認することから始めてみてください。一歩ずつ、着実に。あなたの投資が実を結ぶことを応援しています。

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この記事を書いた人

MONEY STUDIO編集部は、投資・金融分野の情報収集・分析を行う複数名の編集メンバーで構成されています。
一次情報・公式データ・実体験をもとに記事を制作しています。
特定の金融商品や投資手法を過度に推奨することはなく、メリットだけでなくデメリットやリスクも明示することを編集方針としています。

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