金をコスト最安で保有する方法!GLDMとIAUの経費率を比較

「将来のために金を持っておきたいけれど、手数料で損をするのは嫌だな」と思っていませんか。

金は不景気や物価高に強い守りの資産ですが、持ち方一つで手元に残るお金が大きく変わります。

特に現物の金地金は、保管料や購入時の手数料が重くのしかかるのが悩みどころです。

この記事では、ネット証券を使って「1円でも安く」金を保有する具体的な方法をお話しします。

世界中の投資家が使っているGLDMとIAUという2つの銘柄を比べれば、どちらがあなたに最適かすぐ分かります。

無駄なコストを徹底的に削って、賢く資産を守る準備を始めましょう。

目次

金をコスト最安で保有する方法はどれ?GLDMとIAUの経費率を比較

金を安く持ちたいなら、投資信託の一種であるETF(上場投資信託)を使うのが一番の近道です。

ETFなら、金の現物を金庫に預けるための高い保管料を払う必要がありません。

中でもGLDMとIAUは、世界的にコストが安いことで知られる2大銘柄です。

経費率0.10%で圧倒的に安いのはGLDM

GLDMは、米国に上場している金ETFの中でトップクラスにコストが安い銘柄です。

毎年かかる経費率はわずか0.10%となっており、100万円分持っていても年間のコストは1000円程度で済みます。

これは、他の金ETFと比べても驚くほど低い数字です。

運営会社は、世界で初めて金ETFを作った老舗のステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズです。

大きな資産を持つ人向けだった商品を、個人が安く持てるように改良して作られました。とにかく維持費を抑えて、利益を最大化したいならGLDMがもっとも有力な選択肢です。

老舗の安心感があるIAUの経費率は0.25%

IAUは、ブラックロックという世界最大の運用会社が出している有名な金ETFです。

経費率は0.25%で、GLDMができるまでは「低コストな金投資」の代名詞でした。

0.10%と比べると高く見えますが、それでも日本の銀行などで買う商品よりはずっと安いです。

長年の運用実績があるため、多くの投資家から信頼されているという安心感があります。

ただ、2026年現在のコスト競争で見ると、GLDMのほうが半分以下の費用で済むのが正直なところです。ブランドの安心感を取るか、徹底した安さを取るかの違いだと言えます。

どちらを選んでも現物の金を持つより断然安い

現物の金(金地金)を500g未満で買うと、数万円の加工手数料(バーチャージ)がかかってしまいます。

さらに自宅の金庫や銀行の貸金庫を使うと、年間で数千円から数万円の維持費が飛んでいきます。

ETFであれば、こうした物理的なコストが一切かかりません。

  • 購入時の高い手数料が不要。
  • 貸金庫のレンタル代がかからない。
  • 盗難に備える保険料も気にしなくていい。

スマホ一つで管理できて、中身は本物の金に裏付けられているのがETFの良さです。無駄な出費を極限まで減らしたいなら、現物よりもETFを選ぶのが現代の賢い投資術です。

知らないと損をする金ETFの仕組みと隠れたコスト

「経費率が安いから安心」と油断していると、意外なところで手数料を取られていることがあります。

ETFの運用には、表面上の数字には見えにくいコストがいくつか隠れています。

これらをしっかり把握しておくことで、本当の意味での最安運用ができるようになります。

毎年引かれ続ける経費率が数十年後に生む大きな差

経費率は、あなたが持っている資産から毎日少しずつ自動で差し引かれています。

0.10%と0.40%(一般的な金ETF)を比べると、1年ではわずかな差に見えるかもしれません。

しかし、20年、30年と持ち続けると、その差は数十万円という大きな金額に膨れ上がります。

特に金は「長く持って資産を守る」ためのものです。保有期間が長くなるほど、少しでも経費率が低い銘柄を選ぶメリットが大きくなります。

最初に安い銘柄を選んでおくことが、将来の自分への大きなプレゼントになります。

買う時と売る時の値段の差であるスプレッド

ETFを売買する時には、市場での「買い値」と「売り値」の差であるスプレッドが発生します。

例えば、1000円で買えるはずのものが、市場では1001円でしか売っていないような状態です。

この1円の差が、実質的な取引コストとしてあなたの利益を削ります。

GLDMもIAUも、世界中で大量に取引されているため、このスプレッドが非常に狭く抑えられています。

取引が活発な銘柄を選ぶことは、隠れたコストを安く済ませるために欠かせないポイントです。

外国株口座でかかる取引手数料を無料にする方法

GLDMやIAUはアメリカの市場で買うため、通常は売買手数料がかかります。

しかし、楽天証券やSBI証券といった大手のネット証券では、特定のETFの買付手数料を無料にするサービスを行っています。

これを利用すれば、買う時のコストをゼロにすることが可能です。

「銘柄選び」だけでなく「証券会社選び」もコスト削減には重要です。手数料無料の対象になっているかどうかを確認してから買い始めるのが、もっとも賢い手順です。

現物を持たずにETFで金を運用するメリット

「金はやっぱり手元に置いておきたい」という気持ちも分かります。

でも、実際に現物を持ってみると、管理の大変さに驚く人が多いのも事実です。

ETFで金を運用することは、単にコストが安いだけでなく、生活の質を上げることにもつながります。

貸金庫の代金や盗難の不安が一切なくなる

本物の金塊を家に置いておくのは、泥棒の被害を考えるととても怖いものです。

かといって銀行の貸金庫を借りると、場所代だけで毎年1万円以上の出費になることもあります。

ETFなら証券会社が電子的に管理してくれるため、物理的な盗難の心配がありません。

地震や火事で家がダメージを受けても、あなたの金資産はデータとして守られています。「どこに隠そうか」と悩むストレスから解放されるのが、ETF最大の精神的メリットです。

1万円以下の少額からいつでも好きな時に買える

現物の金を買おうとすると、一度に数十万円というまとまったお金が必要になることが多いです。

一方で、GLDMなどのETFは、金価格の1/100程度の価格(数千円から1万円程度)から購入できます。

お小遣いや余ったお金で、少しずつ買い足していくことが可能です。

高い時に一気に買ってしまうリスクを避け、安い時にコツコツ買えるのが強みです。

自分のペースに合わせて、無理なく「金貯金」を始められます。

売りたい瞬間にネットで即座に現金化できる強み

現物を売る時は、お店まで足を運び、鑑定を待ってからようやく現金を受け取れます。

ETFなら、平日の夜でもスマホの画面を数回タップするだけで売却が完了します。

急にお金が必要になった時でも、すぐに円やドルに戻せるスピード感は圧倒的です。

  • 鑑定や持ち運びの手間がゼロ。
  • その瞬間の市場価格で公平に売れる。
  • 数日後には自分の銀行口座へお金が戻る。

この機動力こそが、現代の投資家に選ばれている理由です。「売りたい時にすぐ売れる」という安心感は、資産運用において何物にも代えがたい価値があります。

ネット証券で金をコスト最安で手に入れる具体的な手順

「アメリカのETFなんて難しそう」と感じるかもしれませんが、手順は日本の株を買うのとほとんど変わりません。

一度覚えてしまえば、驚くほどスムーズに金のオーナーになれます。

具体的な3つのステップで、最安運用の始め方を確認しましょう。

SBI証券や楽天証券で外国株口座を開設する

まずは、普段使っている証券会社にログインして「外国株口座」を申し込みます。

ボタンを数回押すだけで、即日や数日で開設できることがほとんどです。

ここが開通しないと、GLDMやIAUを買うことはできません。

この際、日本円をドルに替えておく「外貨建て」の準備もしておくとスムーズです。

ネット証券なら、為替の手数料も非常に安く設定されています。

ティッカーシンボル「GLDM」を入力して注文する

準備ができたら、外国株の注文画面を開いて検索窓に「GLDM」と入力します。

これは銘柄を特定するための記号で、ティッカーシンボルと呼ばれます。

間違えて他の似た名前の銘柄を買わないよう、この4文字をしっかり確認してください。

あとは、欲しい株数(1株から買えます)を入力して注文を出すだけです。

アメリカの市場が動いている夜間にリアルタイムで買うことができます。

SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)

世界的に有名な金ETFの「ミニ版」として誕生し、圧倒的な低コストで個人投資家に愛されている銘柄です。

項目詳細情報
ティッカーGLDM
経費率0.10%(年率)
最低投資額約5,000円〜8,000円(1株)
裏付け資産現物の金地金(ロンドンの保管庫)
他との違い本家GLD(0.40%)と同じ運用チームながら、コストを4分の1に抑えている。

新NISAの成長投資枠を使って非課税で買う設定

せっかく金を安く買うなら、税金もゼロにしたいですよね。

GLDMやIAUは、新NISAの「成長投資枠」を使って購入することができます。

これを使えば、将来値上がりして売った時の利益に税金がかかりません。

  • 利益が出ても約20%の税金が引かれない。
  • 確定申告の手間を減らせる。
  • 非課税のメリットを一生受けられる。

口座設定で「NISA成長投資枠」を選ぶのを忘れないようにしましょう。コスト最安の銘柄と、税金ゼロのNISAを組み合わせるのが、現代の金投資の正解です。

GLDMとIAUを比較した時に気をつけるべきポイント

どちらも優れた銘柄ですが、選ぶ際には「安さ」以外の部分も少しだけチェックしておきましょう。

自分の資産を長期間預ける場所ですから、納得して選ぶことが大切です。

細かい違いを知ることで、より自信を持って投資を続けられるようになります。

運用している会社の規模と信頼性の違い

GLDMを運営するステート・ストリートと、IAUのブラックロックは、どちらも世界屈指の巨大金融グループです。

どちらかが潰れてお金がなくなるという心配は、まずしなくて良いでしょう。

ただ、IAUのほうが運用されている資産の合計額(純資産総額)は大きいです。

資産規模が大きいほど、運用が安定し、急にサービスが終了するリスクも減ります。GLDMも十分に大きな規模ですが、より「巨大で安定した船」に乗りたいならIAUが選ばれることもあります。

1株あたりの値段がいくらかで決まる投資のしやすさ

どちらの銘柄も、金価格の1/100程度に連動するように調整されています。

1株が5,000円から1万円程度なので、どちらを選んでも投資のしやすさに大きな差はありません。

ただ、時期によって数ドルの差が出ることがあります。

「今月は余った5,000円で1株買いたい」という時、少しでも単価が安いほうが端数が出なくて助かります。

自分の毎月の積立額にぴったり合うほうを確認してみてください。

毎日どれくらい取引されているかという流動性のチェック

流動性とは、その銘柄が市場でどれくらい活発に売り買いされているかを示す数字です。

取引量が多いほど、自分が売りたい時に「適正な価格」ですぐに売ることができます。

IAUはこの取引量が非常に多く、どんな大金でも一瞬で売買できるのが強みです。

GLDMも個人が売買するには十分すぎるほどの取引量がありますが、IAUには一歩譲ります。数億円単位の大きなお金を一気に動かす予定があるなら、IAUのほうが有利な場面があるかもしれません。

外国株のETFならではの税金と為替の扱い

日本の外にある商品を買う以上、避けて通れないのが為替(円安・円高)の影響です。

また、税金の計算も日本の投資信託とは少しルールが異なります。

あとで慌てないために、あらかじめ知っておくべき「お金のルール」を整理しましょう。

ドルで買うからこそ知っておきたい円安の影響

GLDMやIAUはドルで取引されているため、円安になると日本円での評価額が勝手に上がります。

逆に円高になると、金の価格が変わらなくても資産が減って見えることがあります。

これはリスクでもありますが、日本円以外の資産を持つという点では大きな強みです。

「日本の円だけ持っているのが不安」という人にとって、外貨建ての金ETFは最高の保険になります。円の価値が下がった時に、あなたの資産をしっかり守ってくれる存在になってくれます。

利益が出た時にかかる税金を抑える確定申告

NISA口座以外で運用して利益が出た場合、基本的には利益の約20%が税金として引かれます。

もしアメリカでも税金が引かれている場合は、二重に取られている状態になってしまいます。

これを取り戻すためには、確定申告が必要になります。

特定口座(源泉徴収あり)を選んでいれば、日本の税金計算は自動で行われます。

税金の手間を最小限にしたいなら、まずはNISA枠を使い切ることを考えましょう。

二重課税を解消するための外国税額控除のやり方

アメリカのETFから分配金(配当)が出た場合、アメリカで10%、日本で約20%の税金がかかります。

これを「外国税額控除」という手続きで、一部返してもらうことができます。

ただ、金ETFはそもそも分配金がほとんど出ないため、この手間を心配する必要はあまりありません。

  • 分配金が出ないから、二重課税の心配も少ない。
  • 利益が出るのは「売った時」だけ。
  • 確定申告の難易度は他の米国株より低い。

「税金が難しそう」という理由で金ETFを諦めるのはもったいないです。実際の手間は他の投資とほとんど変わらないので、気楽に構えて大丈夫です。

金をコスト最安で持ち続けるための長期的な戦略

投資は「買うまで」よりも「買った後」のほうが長いです。

特に金は、短期間で大儲けするためのギャンブルではありません。

最安のコストで手に入れた宝物を、いかに守り抜くかの戦略を立てておきましょう。

毎月決まった金額を積み立てて買い増していく

金価格は毎日上下するため、「いつ買えばいいか」を当てるのはプロでも難しいです。

一番失敗が少ないのは、毎月決まった日に1株ずつ、淡々と買い足していく方法です。

これを続けることで、高い時に買いすぎるのを防ぎ、安い時にたくさん買うことができます。

ネット証券の「定期買付サービス」を使えば、設定一つで自動的に金を積み立ててくれます。感情を入れずに、機械的にコストを抑えて積み上げるのが長期投資の鉄則です。

金価格が下がった時にあわてて売らないための心構え

金は「世界が荒れた時のための保険」です。

平和な時期や景気が良い時期には、金価格が下がってしまうこともあります。

そんな時に「損をした」とあわてて売ってしまうのが一番もったいないです。

金は価値がゼロになることがない、人類共通の資産です。

下がった時こそ「保険が安く買える時期」だと考えて、持ち続ける勇気を持ちましょう。

資産全体の何%を金に割り当てるのが適切か

金はとても頼もしい存在ですが、資産のすべてを金にするのは極端すぎます。

一般的には、資産全体の5%から10%程度を金に振り分けるのが理想的だと言われています。

これくらいの割合なら、株が暴落した時に資産全体のダメージを和らげてくれます。

  • メインは株や債券で「増やす」運用をする。
  • その一部に金を入れて「守り」を固める。
  • コスト最安のETFなら、守りの費用も安く済む。

このバランスを保つことが、長く投資を続けるための秘訣です。「最強の盾」を最安のコストで手に入れて、あなたのポートフォリオを完成させましょう。

まとめ:GLDMで賢く「金の盾」を手に入れよう

金をコスト最安で保有する方法は、米国ETFのGLDMをネット証券で活用することです。

目に見えない手数料を削るだけで、数年後のあなたの資産はもっと輝きを増しているはずです。

  • GLDMの経費率は0.10%で、金ETFの中でも圧倒的に安い。
  • IAUは0.25%で少し高いが、圧倒的な運用実績と安心感がある。
  • 現物と違い、保管料や盗難の不安がなく、少額から投資できる。
  • ネット証券(SBI・楽天など)の買付手数料無料サービスをフル活用する。
  • 新NISAの「成長投資枠」を使えば、値上がり益に税金がかからない。
  • 一度に買わず、毎月少しずつ「積立」をするのが失敗しないコツ。
  • 資産の5%〜10%を金に割り当てて、不測の事態に備える。

難しく考える必要はありません。

まずは証券口座を開いて、「GLDM」という4文字を検索することから始めてみませんか。

一歩踏み出すだけで、あなたはプロの投資家と同じ、もっとも効率的な金の持ち方を手に入れることができます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

MONEY STUDIO編集部は、投資・金融分野の情報収集・分析を行う複数名の編集メンバーで構成されています。
一次情報・公式データ・実体験をもとに記事を制作しています。
特定の金融商品や投資手法を過度に推奨することはなく、メリットだけでなくデメリットやリスクも明示することを編集方針としています。

目次