FIRE達成者の保有銘柄を調査!多くの投資家が選ぶ共通銘柄のリストを紹介

FIREを達成して自由に暮らしている人たちが、実際にはどこの株を買っているのか気になりますよね。隣で大成功している友人の財布の中身を覗くようなワクワク感があるはずです。実は、成功している投資家たちのポートフォリオを見ると、驚くほど似通った「鉄板の銘柄」が並んでいます。この記事では、多くの達成者が共通して選んでいる具体的な商品名や、その選び方のルールを包み隠さず紹介します。最後まで読めば、あなたが今日から何を買い増せばいいのかがはっきりと分かるようになりますよ。

目次

FIRE達成者の保有銘柄で圧倒的に多いのは低コストなインデックスファンド

投資で成功している人の多くは、意外にも地味で目立たない「インデックスファンド」を主役として持っています。自分で株を選んで当てるよりも、市場全体の成長に身を任せるほうが、長期的には確実にお金が増えることを知っているからです。特に、運用にかかる手数料が極限まで安いシリーズは、FIRE達成者の間ではもはや常識といえるほど普及しています。資産を雪だるま式に大きくするための土台として、これほど頼もしい存在はありません。

世界中の企業にまるごと投資するオール・カントリー

「オルカン」の愛称で親しまれている「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、FIRE達成者の保有率がもっとも高い銘柄の一つです。これ1本を持つだけで、日本を含む先進国から新興国まで、世界中の約2,800もの企業に分散して投資ができます。

自分で「次はどの国の株が上がるかな?」と悩む必要がなくなるのが最大のメリットです。どこかの国の経済が悪くなっても他の国がカバーしてくれるため、大きな失敗を避けたいFIRE志望者にとっての正解といえる商品です。

米国経済の成長を信じる投資家が選ぶS&P500

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」も、非常に多くの投資家に選ばれている共通の銘柄です。アップルやマイクロソフト、アマゾンといった世界を代表するアメリカの主要企業500社にまとめて投資ができます。

アメリカ経済は過去100年以上にわたって右肩上がりを続けており、その成長の果実を丸ごと受け取れるのが魅力です。全世界株よりも少しリスクを取って、より高いリターンを狙いたい達成者たちがこぞって選ぶ主力商品です。

運用コストが極限まで安いシリーズが選ばれる理由

投資信託を保有している間ずっとかかり続ける「信託報酬」という手数料の安さに、FIRE達成者は並々ならぬこだわりを持っています。eMAXIS Slimシリーズは、他社が手数料を下げれば自社も下げるという方針を貫いています。

わずか0.1%の差であっても、20年、30年と運用を続ければ、手元に残るお金には数百万円の差が出てきます。「1円でもコストを削ることが、将来の自由な時間を1分でも長くする」という感覚を持っているのが成功者の共通点です。

多くの投資家が選ぶ共通銘柄として米国高配当ETFがリスト入りする理由

FIRE後の生活を支えるのは、資産の値上がり益だけではありません。定期的にお金が振り込まれる「配当金」こそが、自由な暮らしを実現するためのガソリンになります。その中でも、アメリカの優良な高配当株を集めたETF(上場投資信託)は、多くの達成者がポートフォリオの柱に据えています。株を売らなくても生活費が入ってくる安心感は、一度味わうと手放せないものです。特に「VYM」や「SPYD」といった銘柄は、投資家の間で鉄板のリストとして共有されています。

配当金が定期的にお金を生むキャッシュフローの仕組み

配当金は、持っているだけで自分の口座に「現金」が振り込まれる魔法のような仕組みです。株価が下がっている時期でも、配当さえしっかり出ていれば、生活費のために無理に株を売る必要がありません。

この「売らなくていい」という精神的な余裕が、長期投資を成功させる最大の鍵になります。自分の代わりに働いてくれる「金の卵を産むガチョウ」を育てる感覚こそが、FIRE生活の安定感を作ります。

分散が効いていて倒産リスクを抑えたVYMの魅力

米国高配当ETFの代表格である「VYM」は、約400社もの企業に分散投資をしています。1社がダメになっても全体への影響はわずかなので、安心して持ち続けることができます。

銘柄名VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
投資対象米国の高配当株 約400銘柄
経費率(年)0.06%
配当利回り3%前後(時期により変動)
特徴増配(配当が増えること)の傾向が強く、安定感がある

VYMは、今の配当利回りだけでなく「将来の増配」も期待できるため、長く持つほど自分へのプレゼントが大きくなる銘柄です。

高い利回りを狙うためのSPYDを組み合わせるコツ

とにかく今すぐ高い配当が欲しい投資家に選ばれているのが「SPYD」です。S&P500の中から配当利回りが高い上位80社を厳選して、均等に投資するスタイルをとっています。

利回りが4%を超えることも珍しくありませんが、その分、値動きが少し激しいという特徴もあります。「安定のVYM」と「高利回りのSPYD」を組み合わせることで、リスクとリターンのバランスを上手に取るのが達成者の手法です。

日本株でFIREを達成した人が保有する配当利回りの高い銘柄リスト

米国株だけでなく、私たちが住む日本の企業にも魅力的な銘柄はたくさんあります。日本株のメリットは、なんといっても「為替のリスクがないこと」と「配当金に外国税がかからないこと」です。FIRE達成者の多くは、日本のメガバンクや通信キャリアなど、誰でも名前を知っている超大手企業の株をコツコツと買い集めています。これらの銘柄は、不況になってもビジネスが揺らぎにくく、安定して配当を出し続ける「守りの要」として重宝されています。

銀行株や通信株をポートフォリオの土台にする

日本の個別株で人気なのは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)やNTT(9432)といった、インフラに近いビジネスを展開している企業です。

銘柄名三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
業種銀行業(メガバンク最大手)
配当利回り3%〜4%台
株主還元累進配当(減配せず、維持か増配を目指す)を掲げる
特徴圧倒的な資金力があり、金利上昇局面でも期待される

誰もが必要とするサービスを提供している企業の株を持つことは、FIRE生活のインフラを整えることと同じ意味を持ちます。

減配しない方針を公表している企業の安定感

FIRE達成者が最も嫌うのは、配当が減ってしまう「減配」です。そのため、「累進配当方針」を掲げている企業を優先してリストアップしています。

これは「利益が減っても、配当は減らしません」と約束してくれているようなものです。株主を大切にする姿勢がはっきりしている企業の株を選ぶことで、引退後の収入の計算が立てやすくなります。

株主優待と配当を組み合わせて生活費を浮かす方法

日本株特有の楽しみが「株主優待」です。お米やクオカード、カタログギフトなどがもらえる銘柄を組み合わせることで、実質的な生活費をさらに削ることができます。

例えばNTT(9432)のように、少額から投資できてdポイントがもらえる銘柄などは、投資初心者の達成者からも高い支持を得ています。配当金で支払いをして、優待で買い物をまかなうことで、資産を減らさずに暮らす仕組みが完成します。

資産を守りながら増やすFIRE達成者の銘柄選びに共通する基準

銘柄の名前を知ることも大切ですが、それ以上に重要なのは「なぜそれを選んだのか」という判断基準です。FIREを達成した人たちは、単に「儲かりそうだから」という理由でお金を投じることはありません。自分の人生を預けるに値する、確かな根拠がある銘柄だけを選び抜いています。その基準は驚くほどシンプルで、時代が変わっても通用する本質的なものばかりです。

10年以上の長期保有を前提にしたビジネスの強さ

「明日、株価がどうなるか」を気にするような銘柄は、FIRE達成者のリストには入りません。10年後、20年後もその企業が生き残り、利益を出し続けているかどうかが唯一の基準です。

流行り廃りの激しいビジネスではなく、水道や電気、お金のやり取りといった、社会になくてはならない仕組みを持っている企業が好まれます。「持っていることを忘れてしまえるほど安心できる銘柄」こそが、最高の保有銘柄になります。

業界シェアが高く不況に強い企業の見極め方

圧倒的な業界1位だったり、他社が真似できない技術を持っていたりする「お堀」のある企業は、不況になってもびくともしません。

景気が悪くなっても、人はスマートフォンを使い続けますし、銀行を使わなくなることもありません。倒産する可能性が限りなくゼロに近い「大きすぎて潰せない」企業を選ぶことで、資産がゼロになる恐怖を消し去っています。

自分が事業内容を誰かに説明できるほど理解しているか

成功している投資家は、自分が投資している企業が「どうやってお金を稼いでいるか」を自分の言葉で説明できます。中身が分からないものに大切なお金を投じることはありません。

「AIがすごそうだから」「なんとなく儲かりそうだから」という曖昧な理由は、失敗の元です。自分が理解できる範囲内だけで勝負をすることが、FIRE後の資産を守る最強の防御術になります。

FIRE後の生活を支える共通銘柄として米国株の成長を取り入れる工夫

インデックス投資や高配当株で土台を作ったら、少しだけ「成長のスパイス」を加えるのが達成者の共通したテクニックです。特に、世界をリードするアメリカのハイテク企業などは、資産の伸びを加速させる原動力になります。また、資産の一部をドルで持っておくことは、円安が進んで日本円の価値が下がったときに自分の生活を守るための強力な保険にもなります。

ハイテク株を多く含むNASDAQ100の活用法

「QQQ」などの銘柄で知られるNASDAQ100指数への投資は、資産をより早く大きくしたい投資家に選ばれています。GAFAM(グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト)などの巨大成長企業が中心です。

これらは配当こそ少ないですが、株価そのものが大きく上がる力が強いため、ポートフォリオの一部に入れることで、全体の資産額を押し上げてくれます。「守り」の配当株と「攻め」の成長株をうまく共存させるのが、FIRE達成者のポートフォリオの知恵です。

世界を領引する巨大IT企業の保有比率をどう決めるか

成長株は魅力的ですが、値動きが激しいため、持ちすぎると夜も眠れなくなってしまいます。FIRE達成者の多くは、全体の10%〜20%程度をこうした成長枠に割り当てています。

自分のリスク許容度に合わせて、心地よいバランスを見つけることが長く続ける秘訣です。あくまで主役はインデックスや配当株とし、成長株は「おまけ」程度の比率に留めておくのが、穏やかな生活を送るコツです。

ドル建て資産を持つことで円安から自分の生活を守る

米国株や海外ETFを保有するということは、必然的に「米ドル」を持つことになります。これが、日本円だけで資産を持っている人にはない強みになります。

万が一、日本円の価値が暴落しても、ドル建ての資産があれば、その分だけ円での評価額は上がります。世界最強の通貨であるドルを資産の一部に組み込んでおくことは、究極のリスク分散といえるでしょう。

資産形成の初期にFIRE達成者が仕込んでいた銘柄の調査結果

今でこそ莫大な資産を持っている達成者も、最初は1万円、5万円という少額の積み立てから始めています。彼らが資産を爆発的に増やすきっかけとなったのは、特定の銘柄というよりも「買い方」と「継続」にありました。特に、市場が冷え込んでみんなが恐怖で売っている時期に、淡々と買い増しを続けた銘柄こそが、今の彼らの自由を支える大きな資産へと成長しています。

毎月コツコツ積み立てる投資信託の銘柄の選び方

初期段階では、とにかく「自動で買い続けてくれる仕組み」を作ることが最優先です。クレジットカード決済などで毎月決まった日に投資信託を買う設定を一度してしまえば、あとは放置するだけです。

この時選ぶのは、やはり先ほど紹介した「eMAXIS Slim オール・カントリー」のような王道銘柄です。「買うタイミングを考えないこと」が、結果として平均的な購入価格を下げ、資産を確実に育てる近道になります。

リスクを取ってでも狙う成長性の高い銘柄の正体

資産が少ないうちは、少しだけリスクを取って、将来のテンバガー(10倍株)候補を探していた人も少なくありません。ただし、それは全財産ではなく「なくなっても困らないお金」の範囲内です。

自分が使っていて「これは便利だ!」「絶対に広まる!」と確信したサービスを提供している企業の株を、初期から応援する気持ちで持ち続けていたことが、大きな利益に繋がっています。自分の直感を信じつつも、失敗しても致命傷を負わない範囲で挑戦する姿勢が大切です。

暴落時に逃げ出さずに買い増しを続けた特定の銘柄

コロナショックやリーマンショックの際、多くの人がパニックで株を売りました。しかし、後のFIRE達成者たちは、その時こそ「バーゲンセールだ」と考えて買い向かっていました。

当時、彼らが買い増していたのは、やはり信頼できるインデックスファンドや、業績のしっかりした高配当株です。「嵐の夜に、震えながらもボタンを押し続けた」という経験が、今の彼らの揺るぎない自信と資産を形作っています。

効率よく保有銘柄を管理するためにFIRE達成者が使っている制度

銘柄選びと同じくらい大切なのが、どの「箱(口座)」で運用するかです。同じ銘柄を持っていても、税金の支払い方一つで最終的な手残りの額は大きく変わります。FIRE達成者は、国が用意してくれた非課税制度を骨の髄まで使い倒しています。複雑な税金の仕組みを100%理解する必要はありませんが、自分に有利な制度を知っているかどうかが、FIREへの距離を縮めることになります。

投資信託の中で配当を再投資して雪だるま式に増やす

投資信託には、出た配当金を自動で元本に組み込んでくれる「再投資型」があります。FIRE達成者の多くは、資産を増やしている最中はこの設定を必ず選んでいます。

自分で配当を受け取ってしまうと、その都度税金が引かれてしまいます。再投資型なら税金を引かれずにそのまま運用に回せるため、複利の効果が最大限に発揮され、資産が猛烈な勢いで増えていきます。

確定申告の手間を減らすための口座選びのルール

基本的には「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶのが、達成者たちの共通したルールです。これにしておけば、納税の手続きを証券会社が代行してくれます。

余計な事務作業に時間を取られるのは、FIRE生活の質を下げることになります。「お金の管理はできるだけシンプルに、自動化する」という哲学が、保有銘柄の管理画面にも表れています。

新NISAの非課税枠を最大限に活かす銘柄の優先順位

2024年から始まった新NISAは、FIREを目指す人にとっての最強の武器です。つみたて投資枠で「全世界株」を、成長投資枠で「米国ETF」や「日本高配当株」を保有するスタイルが主流です。

1,800万円という非課税枠をいかに早く埋めるかが、FIRE達成への最短ルートになります。税金という「最大のコスト」をゼロにできる場所には、もっとも期待値の高い銘柄を優先的に配置するのが成功者の定石です。

FIRE達成者が最後に買い増す保有銘柄は現金の代わりになる債券

資産が数億円という単位になってくると、もはや「増やすこと」よりも「減らさないこと」の方が重要になります。そこで最後にリストに加わるのが「債券」です。債券は株とは違う動きをすることが多く、暴落が起きたときのダメージを吸収してくれるクッションのような役割を果たします。引退間近、あるいは引退後の達成者たちは、一定割合の債券を持つことで、嵐の中でもぐっすり眠れるポートフォリオを完成させています。

値動きがマイルドなAGGやBNDで資産を守る

米国総合債券ETFである「AGG」や「BND」は、FIRE達成者が「現金に近い安全資産」として保有する銘柄です。これらは格付けの高い債券で構成されており、価格の変動が非常に小さいのが特徴です。

銘柄名AGG(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)
投資対象米国の投資適格債券 全般
経費率(年)0.03%
配当利回り3%〜4%前後
特徴株が暴落しても価格が下がりにくく、利息収入が得られる

株100%のポートフォリオよりも、これらを20%〜30%混ぜるだけで、資産の激しい上下を抑えることができます。

株が下がったときのダメージを和らげるクッションの効果

もし株が30%下がるような大暴落が来ても、債券を持っていれば資産全体の減り方は15%や20%に抑えられます。この「少ししか減らなかった」という感覚が、メンタルを維持するために非常に重要です。

パニックにならずに運用を続けられる人だけが、その後の上昇相場の恩恵も受けられます。債券は、資産を増やすための「アクセル」ではなく、安全に目的地へ着くための「ブレーキ」として機能しています。

利回りが安定している格付けの高い債券の持ち方

債券を選ぶときは、利回りの高さに惑わされず「格付け」を重視するのが達成者のやり方です。利回りが高すぎる債券(ハイイールド債など)は、暴落時に株と同じように下がってしまうことがあるからです。

「守りのための銘柄」として買うのであれば、米国債などの安全性の高いものを選びましょう。資産の一部を「絶対に守らなければならないお金」として、もっとも信頼できる場所に置いておくことが、出口戦略の完成度を高めます。

まとめ:成功者の銘柄リストを参考にして自分の投資をシンプルにしよう

FIREを達成した人たちの保有銘柄は、意外にも誰でも買える「王道」なものばかりでした。彼らが成功したのは、特別な裏技を知っていたからではなく、信頼できる銘柄を長く持ち続けたからです。

  • eMAXIS Slimシリーズなどの低コストなインデックスファンドを土台にする
  • VYMやSPYDなどの米国高配当ETFで、売らなくていい仕組みを作る
  • 三菱UFJやNTTなどの日本株で、為替リスクを抑えた配当を得る
  • NISA枠を最優先で使い、税金コストを極限まで削る
  • 資産が大きくなったらAGGやBNDなどの債券を混ぜて守りを固める

大切なのは、隣の芝生を青く見ることではなく、自分が心から納得できる銘柄でポートフォリオを埋めることです。今回紹介した共通銘柄を参考に、まずは1株、1万円からでも自分の「自由の土台」を築き始めてみてください。あなたの自由な人生を支える最高のパートナーは、案外すぐ近くで見つかるはずですよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

MONEY STUDIO編集部は、投資・金融分野の情報収集・分析を行う複数名の編集メンバーで構成されています。
一次情報・公式データ・実体験をもとに記事を制作しています。
特定の金融商品や投資手法を過度に推奨することはなく、メリットだけでなくデメリットやリスクも明示することを編集方針としています。

目次