「銀行に預けていてもお金が増えないし、何かいい投資はないかな」と考えていませんか。日本株には、配当金だけでなく、買い物や食事がお得になる魅力的な株主優待がたくさんあります。この記事では、優待と配当を合わせた「総合利回り」に注目して、本当にお得な銘柄を厳選しました。読み終わる頃には、自分にぴったりの優待株がすぐに見つかるはずです。
総合利回りで選んだお得な日本株の株主優待ランキング
株を買うなら、やっぱりお得感があるものを選びたいですよね。ここでは、配当金と優待を合計した利回りが高く、多くの投資家から支持されている銘柄をランキング形式で紹介します。単に利回りが高いだけでなく、使い勝手の良さや企業の安定感も大切にして選びました。
配当と金券の合計が4%を超える銘柄
まずは、現金に近い感覚で使える金券や配当が充実している銘柄に注目しましょう。総合利回りが4%を超えてくると、銀行預金とは比べものにならないほどのお得さを実感できます。
例えば、ビックカメラなどの家電量販店や、KDDIのような通信大手は、配当と優待のバランスが非常に優れています。利回りが4%以上の銘柄を数年持ち続けるだけで、投資した元本のかなりの部分を回収できる計算になります。
- 総合利回り4%以上が優良銘柄の目安
- 配当金だけでなく優待品の金額換算が鍵
- 毎年コツコツと還元を受けられる安心感
普段の買い物が安くなる生活密着銘柄
食費や日用品代を直接減らしてくれる優待は、家計の強い味方です。スーパーやドラッグストアの銘柄は、普段の生活圏で使えるため、優待券を使い忘れて無駄にする心配がありません。
イオンのオーナーズカードのように、買い物をするたびにキャッシュバックが受けられる仕組みは、節約志向の人にぴったりです。生活に欠かせないお店の株を持つことで、物価高に負けない強い家計を作ることができます。
長く持つだけで特典がアップする長期優遇株
最近の日本株では、株を長く持っている人ほど優待内容が豪華になる「長期保有特典」を導入する会社が増えています。1年目より2年目、3年目と、もらえる額が増えていく楽しみがあります。
ビックカメラなどは、2年以上保有することで買い物券が追加される代表的な例です。短期的な株価の動きに振り回されず、じっくりと腰を据えて投資を楽しみたい人に最適な仕組みと言えます。
総合利回りはどうやって計算すればいい?
「利回り」という言葉を聞くと難しく感じるかもしれませんが、計算はとてもシンプルです。配当金という「現金」と、優待品という「モノやサービス」を合わせて考えるのがポイントです。この数字を知ることで、どの銘柄が一番自分にとって得なのかがはっきりと見えてきます。
配当金と優待品の価値を合算する
総合利回りを出すには、まず1年間でもらえる配当金と、株主優待の金額換算分を足し合わせます。これを株を買うのに必要な金額で割ることで、1年間に何%の還元があるかが分かります。
もし1株1000円の株を100株(10万円)買い、配当が3000円、優待が1000円分なら、合計4000円の利益です。10万円に対して4000円なので、この場合の総合利回りは4%という計算になります。
優待品を「現金ならいくらか」で換算する
カタログギフトや食事券の場合、それを現金で買ったらいくらになるかを考えてみましょう。5000円相当のカタログギフトなら、そのまま5000円として計算に入れます。
ただし、自分が全く使わないサービスの割引券などは、0円として計算するのが賢明です。自分にとっての価値を正確に金額に直すことで、自分だけの正しい利回りが見えてきます。
- 食事券や買い物券は額面通りで計算
- 割引券は自分が使う頻度に合わせて評価
- カタログギフトは欲しい商品の価格を参考にする
株価の変動を考えた実質的な利回り
どれだけ利回りが高くても、株価そのものが大きく下がってしまうと元も子もありません。そのため、会社の業績が安定しているかどうかも、利回りの数字と同じくらい重要です。
配当や優待が豪華すぎる銘柄は、時に無理をして出している場合もあるため注意が必要です。業績の推移を確認しながら、無理のない範囲で還元を行っている銘柄を選ぶのが、長く得をするコツです。
外食がタダ同然になる食券が魅力の銘柄
休日のランチや仕事帰りの食事がお得になる食事券優待は、満足度が非常に高いジャンルです。全国に店舗があるチェーン店なら、出かけた先で気軽に使えるのも嬉しいポイントですよね。家族や友人と一緒に楽しめる銘柄を紹介します。
すかいらーくで家族ランチを楽しむ方法
すかいらーくホールディングス(3197)は、ガストやバーミヤン、しゃぶ葉など、多くのお店で使えるカード型の優待を配布しています。100株持っているだけで、年間4000円分の食事が楽しめます。
さらに保有株数を増やすと、もらえる金額もぐんとアップするのが魅力です。家族で外食に行く機会が多いなら、生活の楽しみを直接増やしてくれる非常に使い勝手の良い銘柄です。
- 100株で年間4000円分の優待カード
- ガストやジョナサンなど店舗数が豊富
- 500円単位で使えるため無駄がない
マクドナルドの全メニューが選べる無料券
日本マクドナルドホールディングス(2702)の優待は、バーガー、サイドメニュー、ドリンクの無料引換券がセットになっています。どんなに高い期間限定バーガーでも選べるのが、ファンにはたまらない魅力です。
ドリンクもサイズを選べるため、一番大きなサイズを注文してお得感を満喫する株主も多いです。有効期限が半年間あるため、自分のペースで好きな時に大好きなセットを楽しめます。
ゼンショーで牛丼も回転寿司も網羅する
ゼンショーホールディングス(7550)は、すき家やはま寿司、ココスなど、使えるお店の種類がとにかく豊富です。和食から洋食まで揃っているため、その日の気分に合わせて優待を使う場所を選べます。
100株で年間2000円分と額面は控えめですが、店舗の多さとジャンルの幅広さで右に出るものはありません。日常的に牛丼を食べたり、週末に家族で回転寿司に行ったりする習慣がある人には、現金の代わりとして大活躍します。
日用品の買い物が安くなる買い物優待銘柄
物価が上がっている今、家電や日用品を優待で賄えるのは大きなメリットです。ここでは、生活に密着した店舗で使える、特に強力な買い物優待を持つ銘柄を解説します。
ビックカメラで家電も日用品もタダで買う
ビックカメラ(3048)の優待は、店舗だけでなくインターネット通販の「https://www.google.com/search?q=%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9.com」でも使える非常に便利な買い物券です。家電だけでなく、日用品やおもちゃ、お酒まで扱っているため、欲しいものが必ず見つかります。
長期保有による追加特典が非常に手厚いのも、この銘柄が愛される理由です。2年以上持ち続けることで、1年目よりも多くの優待券を受け取ることができます。
| 項目 | 内容 | 他社との違い |
| 優待内容 | 年2回、買い物優待券を配布 | 日用品や薬にも使える |
| 長期特典 | 最大で年間5000円分(100株時) | 保有期間に応じて着実に増える |
| 利回り | 配当と合わせて4%前後 | 株価が比較的安く買いやすい |
日々の消耗品をビックカメラの優待で買うようにすれば、家計から出ていく現金を大きく減らすことができます。
イオンのキャッシュバックで生活費を削る
イオン(8267)の株主になるともらえる「オーナーズカード」は、買い物金額の3%から最大7%が半年ごとに現金で戻ってくる画期的な仕組みです。普段からイオン系列のスーパーで買い物をする人なら、持っていないと損と言えるレベルです。
キャッシュバックだけでなく、店内のラウンジが利用できたり、映画が割引になったりと、付帯サービスも非常に充実しています。毎日の食料品代が実質3%オフになる効果は、年間を通すと数万円単位の大きな節約に繋がります。
ヤマダホールディングスの割引券活用術
ヤマダホールディングス(9831)の優待は、1000円の買い物ごとに500円券が1枚使える「半額割引券」です。全額を優待で払うことはできませんが、高額な家電を買う際や日用品をまとめ買いする際に、支払いを半分に抑えられるのは強力です。
株価が数百円と非常に安いため、数万円という少額から投資を始められるのも魅力です。1株あたりの単価が低いため、投資初心者でも気軽に「優待生活」の第一歩を踏み出せます。
どこでも使えて便利なQUOカード優待
特定の店舗に行く必要がなく、全国のコンビニやドラッグストアで現金と同じように使えるのがQUO(クオ)カード優待の良さです。お財布に1枚入れておくだけで、急な買い物の時にも役立ちます。
コンビニやドラッグストアでの利便性
クオカードは、セブンイレブンやローソン、マツモトキヨシなど、街中のあちこちにあるお店で使えます。お釣りは出ませんが、残高がカードに残るため、端数までしっかり使い切れるのが特徴です。
「今日はちょっと豪華なデザートを買おう」といった、自分への小さなお褒めとして使うのも楽しいものです。有効期限がないため、自分の好きなタイミングでいつでも使えるのが最大のメリットです。
期限を気にせずお財布に入れておけるメリット
食事券などの多くには「半年間」といった期限がありますが、クオカードにはそれがありません。うっかり使い忘れて紙屑にしてしまうという失敗が絶対に起きないため、忙しい人でも安心して保有できます。
また、カード自体が薄いため、お財布の中でかさばらないのも嬉しいポイントです。使い勝手の良さと保存性の高さから、ギフトとしても非常に人気がある優待品です。
- 全国の加盟店約6万店で利用可能
- 残高がなくなるまで何度でも使える
- 期限を気にしなくて良い安心感
業績が安定しているクオカード銘柄の探し方
クオカードを優待にしている企業は多いですが、中には株主を集めるために無理をして配っているところもあります。そのため、しっかりと利益を出している会社かどうかを確認することが重要です。
特に、地味ながらも安定した技術を持つ中堅のメーカーなどに、お宝銘柄が隠れていることが多いです。派手な広告を出していなくても、着実に稼いでいる企業のクオカード優待は、長く続く可能性が高いと言えます。
少額からでも始められる初心者に優しい日本株
「株を始めるには何十万円も必要」と思っていませんか。最近の日本株は100株単位で安く買える銘柄も増えており、数万円、あるいは数千円からでも優待や特典を受けられる方法があります。
数万円以内で買えるカタログギフト銘柄
カタログギフトは、選ぶ楽しみがある人気の優待ですが、高価な株が多いイメージがあります。しかし、株価が1000円前後の銘柄を探せば、10万円以内でも豪華なギフトがもらえる会社は見つかります。
例えば、地方銀行の株などには、その地域の特産品を選べるカタログギフトを用意しているところがあります。少額投資でも、年に一度自分へのご褒美が届くワクワク感を味わえるのがカタログギフトの良さです。
NTTのdポイント還元で実質利回りを上げる
NTT(9432)は、2026年現在も非常に買いやすい価格帯で取引されている日本を代表する企業です。100株保有するのに必要な金額は約1.5万円程度と、お小遣いの範囲で投資が始められます。
2年以上保有するとdポイントがもらえる特典があり、投資額に対する還元率は非常に高いです。スマホ料金の支払いやコンビニで使えるポイントがもらえるため、実質的な利回りは驚くほど高くなります。
- 1.5万円前後から投資可能
- 長期保有でdポイントをゲット
- 通信大手としての圧倒的な安定感
1株からでも特典がもらえる隠れ優待の存在
通常、優待をもらうには100株必要ですが、1株持っているだけで特典がもらえる銘柄も存在します。これを「端株(はかぶ)優待」と呼ぶこともあります。
カレンダーが送られてきたり、自社製品の割引購入ができたりと、内容は様々です。まずは1株から買ってみて、株主としての体験を積んでみるのも、賢い投資の始め方と言えるでしょう。
優待をもらうために気をつけるべき買い方
欲しい銘柄が見つかっても、買うタイミングを間違えると優待がもらえなかったり、株価の下落で損をしてしまったりすることがあります。優待投資ならではの「鉄則」を覚えておきましょう。
権利付最終日までに株を買っておくルール
優待をもらうには、決められた日(権利確定日)に株主の名簿に名前が載っている必要があります。そのためには、確定日の2営業日前である「権利付最終日」までに株を買わなければなりません。
例えば3月末が確定日の場合、3月29日頃が最終日になることが多いです。この日を1日でも過ぎてしまうと、次の半年後まで優待がもらえなくなるので、カレンダーでの確認は必須です。
証券会社の貸株設定で大失敗しないコツ
証券会社に株を預けて金利をもらう「貸株(かしかぶ)」というサービスがありますが、これには注意が必要です。貸株をしている間は株主名簿の名前が証券会社に変わってしまうことがあります。
特に、長期保有特典がある銘柄では、名前が変わることで「保有期間がリセット」されてしまうリスクがあります。長期優遇を狙う銘柄については、貸株の設定をオフにするか、優待優先の設定になっているか必ず確認してください。
- 貸株中は株主番号が変わるリスクがある
- 長期保有のカウントが途切れる原因になる
- 優待を優先する設定があるかチェック
株価が下がりやすい「権利落ち」への対策
優待をもらえる権利が確定した翌営業日は、株を売っても優待がもらえるため、売り注文が出て株価が下がることがよくあります。これを「権利落ち」と言います。
優待欲しさに直前に高い株価で買うと、翌日にそれ以上の値下がりで損をすることもあります。権利確定の数ヶ月前から、株価が落ち着いている時期にコツコツ買い集めるのが、賢い優待投資家のやり方です。
せっかくの優待がなくなるリスクを見分ける
残念ながら、株主優待は永遠に続くものではありません。業績が悪化したり、株主が増えすぎて負担が重くなったりすると、優待が廃止や改悪(内容が悪くなること)されることがあります。
会社の利益が右肩下がりでないか確認
優待や配当を出す原資は、会社が稼いだ「利益」です。赤字が続いていたり、利益が年々減っていたりする会社は、いずれ優待を維持できなくなる可能性が高いです。
過去3〜5年の業績を見て、売上や利益が安定しているかチェックしましょう。「稼ぐ力」がある会社であれば、少々の不況でも優待を続けてくれる安心感があります。
配当性向が高すぎて無理をしていないか
「配当性向」とは、利益のうちどれくらいを配当に回しているかを示す数字です。この数字が100%を超えているような会社は、稼いだ以上の金額を無理して配当していることになります。
こうした「タコ足配当」の状態は長く続きません。配当性向が30〜50%程度で、余裕を持って還元している会社を選ぶのが、優待を長く楽しむための防衛策です。
- 利益の範囲内で還元しているか
- 配当性向が異常に高くないか
- 無理な豪華優待で株主を釣っていないか
優待の内容が豪華すぎる銘柄の罠
投資金額に対して、あまりにも優待の内容が豪華すぎる銘柄も注意が必要です。これは、一時的に株主を集めて株価を上げようとする「延命措置」であるケースがあるからです。
クオカードを乱発したり、自社製品とは関係ない豪華な品を贈ったりする銘柄は、急に廃止されるリスクを秘めています。企業のビジネスモデルと関連があり、会社にとって負担が大きすぎない内容の優待こそが、実は一番長持ちします。
まとめ:総合利回りを味方にして賢く優待生活を始めよう
日本株の魅力は、何と言っても多彩な株主優待にあります。配当金という現金での還元と、買い物や食事がお得になる優待を組み合わせることで、日々の生活をより豊かに彩ることができます。最後に、この記事で紹介した大切なポイントを振り返りましょう。
- 配当と優待を合算した「総合利回り」を基準に、4%以上の銘柄を探すのがお得の近道。
- イオンやビックカメラのように、普段の生活圏で使える「生活密着型」の銘柄は失敗が少ない。
- 長く持つほど特典が増える「長期保有優遇」を狙えば、将来の楽しみがより大きくなる。
- 権利付最終日などのルールを正しく守り、貸株設定などの落とし穴にも注意する。
- 業績が安定しており、無理のない範囲で還元を行っている会社を選ぶことが、優待廃止のリスクを避けるコツ。
株主優待は、一度仕組みを作ってしまえば、毎年プレゼントが届くようなワクワク感を味合わせてくれます。まずは自分が行きつけのお店や、応援したい会社から一歩を踏み出してみませんか。
